線状降水帯が猛威を振るっている、皆さん迅速に対処しよう。
コロナ問題解決も重要だが、もっと重くあるのが豪雨対策でしょ。
予防準備・対処、新型コロナは対策が進んでいるが、豪雨は??
治水対策を真摯に再検討すべきだ。“自然任せ”ではなくてだ。
毎年、紫陽花探訪で楽しんでいる。が、その時期は、水害も多い。
先日、通った伊豆の県道、丹沢辺りの林道を走っている様だった。
植物を追いかけ、自然をも大切に、と接してきたが。。。!?!
“涵養保安林”とか“植林された杉林”とか・・・話題に上ることは無い。
21世紀に入ってから殊更、自然環境を深刻に憂慮してきた。
大災害を聞く度に、疎かにされた選択の結果を思うのである。
見過ごしてきた国土整備、”余地を残す”とか“強い線と弱い線”
都市計画の本質を忘れてる。而して自然保護とは“なんぞや”??
伊豆半島の自然及び生活環境を垣間見ると、良い環境と感じる。
だが自然の脅威も痛感する。ヤマトアジサイ地が崩壊してしまった由。
自生地が崩壊し原木消失したが、分身は、育っているのが救いだ。
Corinne Malletさん命名の磯笛も分身が瀟洒に花をつけていた。
平澤哲氏の<城ヶ崎文化資料館庭園>は、“紫陽花・花園”と再認識。
* * *
伊豆から戻って麻溝公園の“おたくさ”が気になって再度、麻溝公園へ。
紫陽花群が、迎えてくれた。中で“アナベル”が人気で鑑賞者が多かった。
満彩って感じ。若花ライムグリーン色~白色に。新種のピンク色!!
その近くで“おたくさ”は、静かに咲き誇っていた。背も高く立派。
遥か昔に西欧に嫁ぎ、家系を継いで里帰り、今ここに魅せている。
シーボルトが帰国した後に出版した『フローラ・ヤポニカ(日本植物誌)』
この中に「オタクサ」が載っている。今で言う所の西洋紫陽花の母種だ。
オタクサなる学名由来は、所説あるが日本での妻、「楠本滝」名のようだ。
大著『日本』中にシーボルトはお滝の肖像画に自筆でOtakusaと記している。
更にライデン腊葉館(さくようかん)に保存されているシーボルトの標本の中に、
シーボルト自筆でHyb. Sonogi S. Hb. Juli (ソノギ、シーボルト標本、七月)、
と記されたものがある。ソノギとは、お滝の源氏名であった。
シーボルトは、Sonogiの学名をつけ、後にOtakusaに変更したのか!?!
植物名の歴史的変遷、自然環境の変遷をも総合して思うと、想いは複雑だ。
日本の近代化と国土(緑)保全は、乖離している。いかに融合させられるか?
災害報道を聞く度に、水害の対策を真摯に検討すべき、と思って止まない。
神奈川県には、治水対策の見本が存在する。酒匂川流域の治水対処だ。
官民のあり方を教訓として勉強したい。而して新型コロナ対策にも通じる。
「相模原市麻溝公園2020/06/21」
ワオ!と言っているユーザー
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