ヤナギラン(柳蘭) アカバナ科(Onagraceae)
学名:Epilobium angustifolium L.
ヤナギランの花は下から上に順次咲く。
雄蕊だけの花が先に開き、後から雌しべの先が十字に開き雄蕊の花粉を受粉する。
この様な受粉を雄性先熟と呼び、とても不可思議な生態をもつ花。
更には、テッセン・カザグルマ、ハンショウヅルの種子と同じように種子は、豹変する?
花が散り細い棒状の鞘になり、中に無数の毛の付いた小さな種を持つ。
尾瀬沼の東、大江湿原にヤナギランの丘と呼ばれる場所がある。
そこに咲くヤナギランは背が高い、3m近くにもなる。
我が人生での転機を考えた時に知った、思い出の花である。
8月02日誌「2012/7/29箱根湿生花園」
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