**農林水産省、品種登録**
ミセスクミコ【ミセスクミコ】(観賞樹)
登録番号・第1612号、 登録年月日;1988年 3月 5日
農林水産植物の種類 あじさい
登録品種の名称及びその読み ミセスクミコ(よみ:ミセスクミコ)
品種登録の有効期限 18 年、 育成者権の消滅日 2000年 3月 6日
品種登録者の名称 坂本正次、
品種登録者の住所 群馬県勢田郡黒保根村大字下田沢2822番地の10
登録品種の育成をした者の氏名 坂本正次
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植物を登録すると、著作権と同様の権利が生ずる。
上記は、アジサイの園芸種で人気のある「ミセスクミコ」の内容。
かつて「ほんあじさい」として、今の手毬系は日本で作られた。
それが、西欧に渡り「セイヨウアジサイ」と総体的に呼ばれ品種改良!!された。
「ホンアジサイ」も園芸種、其の祖先は、ガクアジサイだ。
今やテマリ系が、一般的・普通のアジサイなってしまった感がある。
万葉の時代から1000年以上の伝わってきた不人気のアジサイ。
江戸時代には「ユウレイバナ」等と呼ばれていたようである。
長い年月を経て、昭和20年代ころか?北鎌倉の「明月院」の庭に植えられた「せいようあじさい」。
人気が出て、全国に広がった。「明月院」は俗に「アジサイ寺」とも呼ばれている。
花弁に見えるのは「装飾花」、飾りで役立たない(観賞的)。
ほとんどが装飾花になっている「ホンアジサイ系」アジサイ。
真の花は<手まり>の中にある。花を裏返すと、装飾花のかげに、真の花が小さく見える。
「あじさいの開花日とは、標本木でこの真の花(両性花)が2~3輪咲いた状態となった最初の日を言う。」
気象庁はアジサイの開花日を観測し発表している。桜同様に。
そんな、改良品種のあじさいが、里山に植えられ暫くすると、色変化、形状変化が見られる。
そして・・・やがては自生種同様に強くおおきくなっていくのである。
6月29日誌「6/14座間市・谷戸山公園」