内倉のニュースレター Vol. 72
4月
16日
猿丸憲一１９８７年４月１日
当時私の名字は内倉ではなく猿丸でした。
第一印象
今日は、私がなぜ第一印象が重要と考えているのかお話します。例えば、それが良いことか悪いことかは別にして、人は相手の見た目で判断するものです。もし他人を外見や髪型、口元、立ち振る舞い、服装、話し方などから判断しないという人がいたなら会ってみたい。少なくとも私はそうではなく、やはり見た目で判断してしまいます。
我々は、自分が好感を持てる人を信じやすく、反対に嫌いな人から何かを聞くと、それを疑う傾向にあります。つまり、自分がどちらにいるかによって、反対側の意見はいつも間違っていると考えてしまうのです。
まったく同じことを別々の人から聞いたとしても、自分が好む人がそれを言うと正しく聞こえるのに、自分が好感を持たない人が全く同じことを言っても間違っていると思い込んでしまいます。
ですからビジネスは、多くの場合中立の立場にいることが重要で、どちらか一方の味方、というような印象を与えないようにします。だから、昔から政治、宗教、スポーツの話題は話さないように言われてきました。
第一印象が良いと、周りはあなたの話に耳を傾けてくれる可能性が高くなります。しかし、我々はいつも評価されているのです。ですからいつも注意をしなければいけません。経営者や管理職として、我々の印象は会社の印象に繋がります。私の個人的な意見の一部は胸の中にしまっておくようにしています。時々切れて言っちゃいますが・・・「ば～ろ～～～」って言いたくなることもあります。
私の知り合いのビジネスコーチは常にスーツを着てネクタイをしています。それは、彼自身のためではなく、彼のお客様のために身なりを整えていると言っていました。彼は素晴らしいビジネスコーチです。そして私は、きっと一番できの悪い生徒だと思っています。そんなところに自信を持っています。「ば～ろ～～～」
＊ 「ば～ろ～～～」は「馬鹿野郎」です。
COVID-19 の感染が世界で広がっています。皆様、人混みは避け、ソーシャルディスタンス（約２ｍ）分離れるようにしましょう。これが少しでもはやく収束に向かうことを祈っております。
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