連載インターネット活用手引き(2)
6月
17日
そこから入るか?
そう、インターネット個人・企業・組織で活用するための第一歩はドメインです。自分のドメインを持つことでインターネット上に自分の不動産を持つことができると考えてください。ドメインなしにインターネットを使っている間は、それはあくまでも自分の不動産ではなく、借家なのです。ですからいつでも追い出されることもありますし、場合によっては住所も変わることはありのです。
ドメインとは、表札、看板、住所、電話番号、ナンバープレートのように世界に広がったインターネットのの中からあなたを特定するためのものなのです。
例えば、あなたが GMAIL でメールを使っているとしましょう。私も使っています。私の GMAIL のアドレスは k.uchikura@gmail.com です。このアドレスは世界に私しか持っていません。ですが、このアドレスのドメインは私のものではありません。このメールアドレスのドメインは gmail.com で、これが Google という会社のドメインです。私は Google からこのメールアドレスを借りているのです。
皆さんの携帯・スマホにも携帯電話会社からもらったメールアドレスがあると思います。例えば xxxxxxxx@docomo.ne.jp xxxxxxxx@ezweb.ne.jp とかです。これらは携帯電話を契約したときに docomo や au が皆様に貸し出しているメールアドレスで、言うまでもなく契約を docomo から au と言ったように会社を代えるとメールが変わってしまいます。
自分のドメインを持つということは、どの携帯やインターネットサービスプロバイダーに変えても自分のメールアドレスは変わらないのです。ですからドメインを持つということは、インターネット上に固定の不動産を持つことを意味するのです。
これでドメインの意味がおわかりいただけましたか?
それでは次にドメインの取得方法についてお話いたします。