七人の侍
11月
6日
凄い映画と聞かされていたが充分にうなずける。
1954年公開の作品なので、2014年の今からして60年前の作品。俺はまだ生まれていない。
第一印象、妙に懐かしい。
ヒーロー、ギャグ、ロマンス、友情、仕来り、全てが詰め込まれている。
凄い映画だ。
ストーリーは、農民が野武士による村攻めを守るために侍を雇い、
村を存続させる行動の物語。
シンプルなストーリーだが、単純であるが故か、もの凄く伝わる。
突き刺さるセリフは、侍大将が言い放つ、個人の感情ではなく、
村人全員の事を考えないと、村は存続できないというセリフ。
2014年の日本人には、なかなか響きにくいが、
それなくして、どう生きて行くのよ?と問いかけられる。
海を越えて、スピルバーグが脳天打ち抜かれるのが分かる気がする。
スピルバーグが三船敏郎にスターウォーズのオファーを出していたのは
有名な話だけれど、あのスター性、惚れるのは日本人だけじゃないと思う。