9月
22日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day7)「先ずは上司の『心構え』から!」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的(完了)
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入(本日から)
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
今日は、その7回目。
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入
について、続けて行きます。
【章立て】
1.管理職・上司の役割(完了)
2.何のために「1on1ミーティング」を実施するのか?(完了)
3.管理職・上司に必要な「心構え」(本日)
4.先ずは何から始めるか?
【3.管理職・上司に必要な「心構え」】
「1on1ミーティング」にスキルは必要です。しかし、それが独り歩きするのは本意ではありません。むしろ「心構え」「マインドセット」が重要だと考えます。
心掛けやマインドセットがあって初めて、スキルが生かされる。
そして心掛けは、「1on1ミーティング」の本質的な目的や目指すものに直結するものと考えられるからです。
下記3つの「心構え」を提唱したいと思います。
(1)目の前にいるのは部下ではなく、たまたま職場を共にする「ひとりの人間」である
(2)上司・管理職は答えを持たなくて良い
(3)「1on1ミーティング」に、短期的な成果や結果を求めない
中身は次回以降に記して行きます!
ではまた次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお