8月
21日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day3)「社内コミュニケーションの『ありたい姿』を描く好機!」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
今日はその三回目。
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的
について、続けて行きます。
【章立て】
1.「1on1ミーティング」は目的ではなく「手段」である(昨日)
2.社内コミュニケーションの究極の「ありたい姿」は?(本日)
3.今、何から着手したら良いのか?
2.社内コミュニケーションの究極の「ありたい姿」は?
前回、「1on1ミーティング」は手段であり、目的ではない、お伝えしました。
つまり、達成したい目的をまずは明確にすること。そして、その目的を達成するための手段や方法を検討することが重要、ということです。
「1on1ミーティング」との関わりのある観点で、会社や組織が達成したい目的とは何でしょうか?
それを大きく捉えると、恐らく「社内のコミュニケーション」のあり方、だと想像されます。
複数の人が集まって何かをする時に必ず遭遇するのが、人間関係やそれを支えるコミュニケーションに関わる課題。
そういう意味で「1on1ミーティング」は上司部下のコミュニケーションに焦点を当てているものなので、手段として適切であると想像されます。
ここでもう一歩踏み込んで考えたいことは、社内でのコミュニケーションの「ありたい姿」をきちんと言語化することだと感じます。ここを曖昧なままスタートする会社が多いように思います。
ありたい姿、つまりゴール達成の姿を明確にすることによって、「何をどうすれば良いのか」や「自分たちはどこまで進捗しているのか」が把握できるようになります。
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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