4月
17日,
2022年
娘と読み解く「就職四季報」(Day4)「『自分なら、どう対応する?』と問う」
「ねえ、お父さん、会社ってどんな風に選んだらいいの?」
という問い掛けから始まった娘の就活。
今4月に大学院へ進学した末娘。建築学を大学で専攻して、同じ大学の大学院へ進んでいる。
「え、まだじゃないの?まだ大学院1年なんだから....」
「就活」というもの自体に不安を感じていることに加えて
「会社って何か?」
という疑問を感じているらしい。
ということで、一緒に「会社研究」を始めることになったのだ。
今どきはずいぶん便利になったものだ。
「就職四季報」
なる書籍まで用意されている。
娘はざっと目を通したらしい。しかし、
「この四季報って、どう使ったらいいの?」
と泣きついてきた。それはそうだね!
私は先ずは娘に問い掛けたのだ。
「先輩たちはどうやって就活を進めたんだろう?」
娘の話によるとその先輩は、かなり早い段階で業界を絞って活動を進めていたらしい。
その絞った業界で、かつ、大企業や有名企業を極力避けて、いわゆる「穴場」の企業に照準を合わせた、とのこと。そして20社程のインターンシップに参加、見事に内定をゲットした、という成功物語だったらしい。
友人の成功物語を語りつつも、娘の表情はまだくぐもったままだ。
「それで、自分としてはどのように活動するつもり?」
娘の返答はこんな感じだった。
「絞る方法もありっちゃありなんだけど.....私は、先ずは色々な会社を当たってみたい。」
「色々な、という意味は大手も中小も!業種もある程度いくつか選んだ業種の中から、事業内容の違う会社を選んで.....」
私は娘の話を、ただただ聴くだけだ。
「夏のインターンシップに参加してから考える。」
ここで私は再度問いかける。
またまた「コーチング・セッション」になってきた!
「インターンシップっか!インターンシップに参加すると何が分かるの?」
「会社の中の雰囲気かな?仕事内容も見えてくるかも。大手企業はそもそも志望していないけれど、思い込みもあるかも知れない。とにかく見てみることが大切かな?と思って。」
「なるほど!」
「夏は20社くらいインターンシップに参加して、冬のインターンシップでは、もう少し絞り込んで5社くらいかな?」
娘は自分の構想をどんどん話し続ける。私はうなづきながら聞き耳を立てるだけだ。
こうして夜は深まって行った。まだまだ就活セッション?は続く。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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