3月
23日,
2022年
目標設定の技術(前編「基本編」)
今日のタイトルは
「目標設定の技術」
昨日、新聞の朝刊記事を引合いに「ゴール設定」についてお伝えしました。そういう意味では続編とも言えるかと思います。
「目標が設定されていない!」と批判することは容易いです。しかし目標設定は意外に難しかったりします。
今日は先ずは前編「基本編」から。
辞書を引いてみると、目標とは
「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」
とあります。つまり到達点にきちんと向かっているかどうかを、判断するための目印、ということですね。
従って、到達点との距離や差異を把握できることが、目標設定では条件となると想像されます。
そういう意味で、皆さんも良くご存知の
「SMART」
は、目標設定のポイントを分かりやすくまとめたフレームワークだと思います。
念のため、SMARTというものを簡単にお伝えすると、目標設定する上で必要な5つの観点を、英単語の頭文字で纏めたもの。つまり、
S:具体的に(Specific)
M:測定可能な(Measurable)
A:達成可能な(Achievable)
R:上位目標・全体目標と整合している(Related)
T:締め切りがある(Time-bound)
このSMARTゴール設定は様々なところで採り上げられ、解説も多いので、より詳細はそちらをご参照ください。
私の印象としては、企業やビジネス上の目標設定には、非常に使いやすいフレームワークだと感じます。
特にT(締め切りがある)やR(上位目標・全体目標と整合している)という部分が秀逸ですね!
蛇足ですが、このRはRealistic(現実的)やRelevant(適切な・関連した)というバージョンもあるようです。
このSMARTは、5つの観点で目標設定のポイントを網羅的に捉えていることは認めます。しかし個人的な感覚としては、この方法で目標を設定しても
「何となく、やる気が盛り上がらない」
という気がするのは、私だけでしょうか?
次回はこの部分に焦点当てて、SMARTをより強化する目標設定の方法を検討したいと思います。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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