中小企業が「SDGs」をどう活用するか?

中小企業が「SDGs」をどう活...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

先般、参加したセミナーで興味深いお話をお聞きしたので、今日はこの場で共有をしたいと思います。

内容は最近メディアで目にする、耳にする「SDGs」ですが、テーマは

中小企業が「SDGs」をどう活用するか?

実は中小企業診断士として私は、中小企業を応援するミッションを持っています。そのような私の視点も交えながら、少し綴っていきたいと考えております。

章立て
1.SDGsとは?
2.実はこれは、ビジネスチャンス!
3.中小企業としてどう取り組むのか?


1.SDGsとは?

既に各種websiteやその他のメディアなどにて、多くの解説がなされているので、今さらここで「SDGs」の詳しい説明は省かせて頂きます。

が、一言で説明すると、

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」 の略称で、全ての国連加盟国が2030年までの達成を目指す、貧困や教育、環境などの17分野にわたる目標のこと。

つまり、国連が掲げた、地球規模で取り組んでいる達成目標です。

17分野の詳細は別の情報ソースをご参照頂きたいですが、因みに目標への達成・進捗度合いに関しては、

日本は立ち遅れている!

特に17分野の内、下記の4分野で送れているとのこと。

5  ジェンダー平等を実現しよう
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
17 パートナーシップで目標を達成しよう

そうだよね!という声が、あちらこちらから聞こえてくるように感じます。


2.実はこれは、ビジネスチャンス!

この17分野の目標を企業として、どう捉えるか? 特に中小企業としてこれをどう対応するのか?

ここから本論です。

- そんなこと言ったって無理だよ!

- 国連が決めたのだから仕方が無い。難しいけど達成しなきゃならないでしょ!

- そうか、これからは17分野のことを重視する世の中になる。これを念頭に色々な取り組みや方向性を検討するのがいいんだ!


上記はどれも想定される反応ですが、皆さんご自身はいかがでしょうか?

因みにこの「SDGs」は単なる努力目標ではありません。地球に住む我々にとっては「必達事項」と捉えるべき内容です。

つまり、裏を返すと、

取り組まない企業は存在できなくなる。

そして中小企業も例外ではない!


3.中小企業としてどう取り組むのか?

では実際問題として、どう取り組んだら良いのか?

ここで、最も卑近な例を考えてみてください。

皆さんは「コロナウィルス」の感染リスクに、企業として現在、どのように対応していますでしょうか?

目に見えないほど小さいウィルスに翻弄されている我々ですが、何とか知恵を絞って、手探りではありますが、対応している。

困った、困った。無理無理、では前に進めません。

つまり、この良い意味での環境変化を逆手に取って、考え方を変えたり、新しい取り組みをしてみる。

この発想が重要。

そして、ネガティブな面ではなく、ポジティブな面に焦点を当てて、知恵を絞る、工夫する、考えを巡らせる。

中小企業は規模は小さいものの、機動力がある。そして、人数が少ないので採算レベルが大企業に比べて低いはず。

このような逆転の発想で、イノベーションを起こすことは出来るはずです。事実、発想の転換で新しい商品やサービスを創発している中小企業は多いです。

そして達成時期に設定されている2030年を見据えて、この機会に自社の「10年後のありたい姿」を、SDGsの17分野に基づいて描いてみる。

ぜひ、こんな取り組みから始めたいですね!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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