タイ古式マッサージ ライセンスカード
3月
13日
タイの文部省・厚生省公認校でチェンマイ式マッサージを教える Chiangmai Classic Art Thai Massage School で283.5時間の実技学習と理論16時間と学科試験を終了してのものです。
しかしこのライセンスカードはタイ・日本では効力を発揮しません。
タイでの政府認定のタイマッサージのカリキュラムは、「最低80時間以上」となっています。
この80時間のうち、16時間は理論科目の講義が必須です。
また、それに加えて、実際に10人以上の人に施術するという実践実習も必須です。
この政府認定のカリキュラムは、タイ人にとって「職業としてのマッサージ師として必要な基準」ですから、当然ですが外国人は考慮されていないのでタイでも使えません。
しかしチェンマイのホテルに泊まる時にパスポートの代わりにライセンスカードを出したらOKだった人もいるので、タイ国内では多少は身分証明になるかもしれませんね。
日本ではマッサージ行為ができるのは、按摩・マッサージ・指圧師、鍼師、灸師、等に関する法律(あはき法)と柔道整復師法で定められた国家資格に合格した者のみとなっています。
マッサージ行為は医業類似行為にあたるわけなので、街中にあるタイ古式マッサージ店はリラクゼーションとしてのマッサージとなります。
このライセンスカードは、タイのリラクザーションマッサージができる基準を満足したという証ですね。
この業界も奥が深くて、極めるには大変な努力が必要ですが、ある程度までには技術を習得したいと思います。
と言うことで、またタイに行きたくなってきました。