返り咲くシリーズの3番目。
花園で
春に咲く石楠花が返り咲いています。
朝日新聞出版 (2019/5/30)
図書館の棚でみかけた梨木さんの新しい本。
借りてみました。
『f植物園の巣穴』の姉妹編とありました。←購入したのにあまり面白くなかった。
今回も小難しい感じでしたが、読むにつれて少しずつ面白くなりました。
◇内容紹介◇
自然、人間の体、こころの入り組んだ痛みは
家の治水、三十肩、鬱と絡み合い、主人公を彷徨えるツボ・椿宿へと導く。
皮膚科学研究員の佐田山幸彦は三十肩と鬱で、
従妹の海子は階段から落ち、ともに痛みで難儀している。
なぜ自分たちだけこんな目に遭うのか。
外祖母・早百合の夢枕に立った祖父から、「稲荷に油揚げを……」の伝言を託され、
山幸彦は、鍼灸師のふたごの片われを伴い、祖先の地である椿宿へと向かう。
屋敷の中庭には稲荷の祠、屋根裏には曽祖父の書きつけ「f植物園の巣穴に入りて」、
明治以来四世代にわたって佐田家が住まいした屋敷には、かつて藩主の兄弟葛藤による惨劇もあった。
『古事記』の海幸山幸物語に3人目の宙幸彦が加わり、事態は神話の深層へと展開していく。
歯痛から始まった『f植物園の巣穴』の姉妹編。
本文より
誰にもわからないだろうと思われるような、個人の深いところで、
私たちはつながっているのかもしれないと、今、ふと思ったところです。
全体とつながっている、
つながっている―死者も生者も、過去も未来も。もしかしたら。
花園で
春に咲く白花蒲公英が返り咲いています。
春よりも、今の秋の方が暖かい気がします。
花園で
春の花々が返り咲いています。
植物が春と秋の区別が付かなくなってきているのかもしれません。
青空に夕月(六日月)が望めます。
今夕は、薄雲が広がっています。
息子の誕生日。
いくつになっても、生まれたときのことを思い出します。
花園で
石蕗が咲いています。
この庭でも咲いています。
秋の柔らかな日差しが似合う花です。
今夕の夕月(五日月)
木星は、昨宵は左上でしたが、今夕は右下に望めました。
花園で
秋桜が咲いています。
青空に映える紅です。
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