教員時代に読んだ斎藤孝先生の本の中で、
「あこがれにあこがれる関係」という話があります。
その一説に。。。
教師や親が子供にとっての学びの重要な存在となる条件は何か。
それは、ー中略ー つまり、自分自身が新しい世界へ向かって
あこがれのベクトルとなっていることと、
子どもにあこがれのベクトルが芽生えてきたときに、
それに寄り添い、そのベクトルを支えるということである。
『子どもに伝えたい三つの力ー生きる力を鍛えるー』斎藤孝著
教員向けに書かれた本だったので、
教師と生徒の関係についての話でしたが、
これは全てに通じるなと。。。
経営者と社員、上司と部下、親と子、先輩と後輩。。。
斎藤先生は
「教師自身が強烈なあこがれのベクトルになる
重要性を改めて強調していたい。」
ともおっしゃいます。
あこがれに忘れてならないのが
「あこがれに寄り添う」ということ。
親だったら子ども、
上司だったら部下、
経営者だったら社員。。。
相手の世界と自分の世界をすり合わせることのできる力があれば
相手の力を伸ばすことにつながるとも。。。
「あこがれのベクトル」。。。
意識していきたいですね(^^)
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