NewsPicsのYouTubeでコーチ・エィの内村さんがコーチングを行っている姿を見ました。
対話を見ていて、「あ」と思ったことがあります。
それは、セッションのはじめの方で
「これからどういう方向で話をしていきましょうか」
と進め方についてクライアントに相談したことでした。
私自身がコーチングを受けたとき、コーチングのクラスを受けていたとき、
進め方の候補がいくつか浮かんだらクライアントにその内容を伝え、相談して進め方を決めることもあるのだと学びました。
まさにそれを実践する姿でした。
コーチはクライアントに伴走するものです。
コーチの判断でその後の問いや流れを決めるのではなく、
クライアントとどういう方向で話していきたいか、相談しながら進めていくことは
伴走を体現する大事なことだと思います。
ただ、これは自分がコーチングをしているときにはつい忘れてしまうことです。
どちらの方向に話が進むとクライアントにとってよいだろうという思考が働き、自分で道を決めてしまいやすいのです。
タイムリーに率直にコーチが自分の気持ちを伝えること。
あらためてこれは大事だなと思った動画でした。