DaVinci Resolve 055(備忘録として)🙂:Fusion

Fusionは基本的に一つのサブジェクトしか処理出来ません。
写真は背景画像に、PoE と VegaSystems の文字をLayerではなくNodesで
描画しています。
PoEはFrame0-79の間、VegaSystemsは40-119まで描画する設定です。
NodesはLayerとは異なる手法で描画します。

注意点
Textのレイアウトはテキスト側で設定出来ます。
描画上のLayerはMarge「X」の数字が大きい(時間軸で後)ほうが上位となります。



わかお かずまさ
VegaSystems

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LAN工事のABC-032(PoE9)🙂

PSEの種類

PSEには、大きく分けて「エンドポイント型」と「ミッドスパン型」というふたつの種類
があります。エンドポイント型は、HUBなどの機器がPSEとなっているものです。
HUBなどがPDに直接給電します。逆に、ミッドスパン型というのは、HUBなどと繋がって
いるPDとの間にPSEをかまし、LANの途中から給電を行うものです。

注意すべきポイントとして、エンドポイント型は、ケーブルの給電方法でAlternative A
でもBでも使用でき、ミッドスパン型はAlternative Bしか使用できない点です。
ミッドスパンで途中から電圧を印加することにより、信号対を流れるデータに影響を与え
ないように定められたようです。

これはPoE初期の段階で、10/100BaseTXでは使用されなかった、4/5-7/8の部分での
電力伝送の名残のように思えるのです。

もう一点、重要な部分として、Alternative Aの極性は、1/2-3/6の極性が
プラス・マイナスのもマイナス・プラスも存在することです。

しかし、PD側はどちらでも、どの極性でも受電できる仕様となっているので、
PSE選定の段階で、Alternative AかBを気にする必要はありません。


わかお かずまさ
VegaSystems

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LAN工事のABC-031(PoE8)🙂

PoEならではの機器にエクステンダーがあります。
PoEでは給電機器をPSE、受電機器をPDと呼びますが、このエクステンダーは
PD/PSEとして動作します、受電して、それを給電器として送り出しのです。

一見理想的に思えますが、使用にあたっては様々な注意点があります。
一番重要なポイントは自身でも電力を消費するので、デイジー(数珠つなぎ)での収納
限界がある点です。
更に、これにLANケーブルでの電圧降下が加わるので、最終端にカメラなどのPDを
使用する場合には綿密な計算による設計が必要となります。

特に現時点ではIEEE802.3atが実質最大電力機器のため30WがMAXであり、ここから
電力を消費すれば、限界が見えてきます。

もう一点重要な注意点として、停電から復電した時の突入電流の発生で、接続された
機器が正常動作しないケースが発生するリスクです。
LANケーブルでの抵抗値が大きく影響するので、この部分にも設計には注意が必要です。

仕様だけを見ると、とても利便性の高い機器に思えますが、注意点があるのです。


わかお かずまさ
VegaSystems


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LAN工事のABC-030(PoE7)🙂

PoEシステムで注意が必要な機器にインジェクターがあります。
インジェクターは非PoEのLANケーブルにPoE電力を供給するための
機器です。
非PoEのHUB出力を、インジェクターの「in」に接続すると、「out」側の
ポートはPoE電力が印加された出力を得ることが出来ます。

これは、このケーブルの先にPoEカメラを設置したい等の要望にはピッタリ
の機能となります。

ただし、以下の注意点があります。
この機器はHUBのように増幅やコリジョンを制限する機能はありません。
あくまでも「電力」のみを印加する機器です。

このため、「out」側の出力ケーブル長は、「in」側での長さに加えた長さ。
つまり、in側が80mならout側は20mが上限となります。
この部分が意外に知られていないのです・・・


わかお かずまさ
VegaSystems


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LAN工事のABC-029(PoE6)

PoEの規格はIEEEで定められています。
現在、IEEE802.3af/at/btが公開されています。

ここで重要なのは「下位互換」と言われるルールで、PSE(給電)とPD(受電)の
関係はPSEが802.3btであれば、PDはaf/at/btのどれもが稼働することを指します。
無論、電力供給の問題があるのでaf PDat/btでは動作が保証されません。

ところが、このルールが適用出来ないケースがわずかながらあるようです。
これは802.3atでの期間があまりにも長過ぎたため、802.3atでは「亜種」が
製造されてしまい、PSEが802.3btでPDが亜種の802.3atの場合、稼働はするが
電力供給は802.3afレベルしか供給されない事例が発生しています。

しかしこれはPSEに搭載されるチップで回避が出来るようで、この辺りが複雑
な状況となっています。


わかお かずまさ
VegaSystems


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LAN工事のABC-028(PoE5)

PoEはもともと通信線であったLANケーブルに、ほぼ無理矢理
電力伝送を行っているとの認識が必要ですが、この利便性に
つられて本来は別途行うべき電力供給工事を、さして困難でも
高額でもないのに「省く」傾向があります。

これは、後々高い代償を伴うことを忘れてはなりません。
利便性は必ず脆弱性を伴います、PoEを過信してLANを拡張
すると、災害時、酷暑などで不安定な情報通信状態になります。

この不安定(常態化しない)なトラブルは実に根治が厄介で
業務に長期間の障害をもたらします。
通信障害は原因の切り分けが厄介な場合が多く、発生頻度が低いと
長期間に渡るケースも珍しくはありません、この手修復には原因は
簡単でも、突き止めるまでの時間費用が発生するので、思わぬ高額
になることもあります。


わかお かずまさ
VegaSystems


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LAN工事のABC-027(PoE4)

PoEで最も注意が必要なのは電力伝送に関する知識です。
信号伝送と電力伝送は、同じ銅線を使っても動作が全く異なる
部分があります。それは電力伝送はエネルギー伝送だからです。

信号伝送は電圧の波高値で「情報」を送りますが、電力伝送は
伝送時には切れ目なく一定の波高値でエネルギーを送らねばなりません。

エネルギーは質量であり、この質量は電力つまり、電圧と電流の積です。
信号伝送では質量は多くは要求されないので、伝送路(電線)は、
さほどの容積は必要としません、つまり細い電線でも一定以上あれば
沢山の信号を同時に送ることが出来ます。

これは100人でも、一人でも同じ電線径で伝送が可能です。
ところが電力伝送では一人と100人では百倍となります。

一人の使用料を1Wとすれば、100人なら100Wとなります。
電圧が50Vとすれば、一人なら0.02A(20mA)ですが100人なら
2Aとなります。

電流値の大小は伝送中の電圧降下(損失)に直結します。
電流を流すと、その伝送路(電線)の抵抗(線路抵抗)に比例
して発熱します、発熱は電力ロスとなるので、線路抵抗値は
極めて重要となります。

線路抵抗値は、電線径と反比例し(太い電線は抵抗が少ない)、
線路長(電線の長さ)に比例します。
LANケーブルでも、この法則が適用され、見た目はあまり変わらなくても
電線径の太い細い長い短いで、でロスは大きく変わります。

PoEでは使用する電線径が重要である理由はここにあります。

わかお かずまさ
VegaSystems


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ワオ!と言っているユーザー

LAN工事のABC-026(PoE3)

PoEでは電力伝送の送電方式が規定で定められており、
A方式、B方式があります。
A方式は、1-2、3-6を使って送電。
B方式は、4-5、7-8で送電します。

確固たるルールはありませんが、Switchは概ねA方式
インジェクターはB方式を採用しているようです。
極性ですが、A方式では1-2,3-6の極性が反対となるPSEが
存在します。B方式では4-5が「+」7-8が「-」のタイプしか
無い様です。

A方式もB方式でも、PD側は、これを問題とせずに受電出来る
構造であることが規格で定められています。極性も同様です。

これはブリッジダイオードを使って解決しています。

時々、このPSEはA方式かB方式かとの質問があります。
詳細を尋ねると、当該PDではB方式しか受電出来ない等、
PoE規格に逸脱している「仕様」が記載されている模様。
この場合は、IEEE802.3に準拠していないか、PoEの原理を
理解せず仕様を書いているかです。
9割以上が後者です。

PoEはフールプルーフが仕様の基本となっており、メーカに
よる差異を吸収する形になっていますが、それが根本の部分で
理解されていないのが現状です。


わかお かずまさ
VegaSystems


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ワオ!と言っているユーザー

LAN工事のABC-025(PoE2)

PoEは同一LANケーブルで、信号伝送と電力伝送を同時に行います。

1000Base以上の伝送にはLANの心線4ペア8本をすべて使用して通信するので、
余剰の心線はなく、電力は同じ心線を使って伝送します。

心線は電線径が24AWG(電線径を示す基準値)でも、0.51mmしかなく、
長距離になると線路抵抗のため電圧がドロップします。
このため、1ペアを一本の線路とみなす工夫がされています。

この線路での電位差(電圧)で電力を送りますが、注意が必要なのは
線路間の電位差で、グランド(接地面)との電位差ではありません。

電力伝送用の線路に通信信号を乗せる事を重畳と呼び、TVの増幅器などで
使われている技術で、決して新技術ではありません。

ただ、LANケーブルはストレートばかりではなく、クロスなども存在するので
想定されるケーブル等の対応は規格で定められています。

もう一点重要なのは、電力伝送はいきなり行われるのではなく、PSEが接続先を
PDとして認識し、手順を経て送電開始となるので、PSEの接続先が非PDの機器や
測定器であっても送電による機器破損は発生しません。

しかし、PoEには「亜種」やIEEE802.3に準じていない機器も存在しているいるので
PoEのシステム構築は、この部分の確認が絶対に必要となります。

特にPSEまたはPDのどちらかが故障で交換する場合には、厳密に規格の確認が
必要となります。


わかお かずまさ
VegaSystems


#LAN_PRO

ワオ!と言っているユーザー

LAN工事のABC-024(PoE1)

PoEはPowerOverEthernetの略で、メタルLANケーブルで伝送信号に加え、
電力も送る仕組みです。ぴー・おー・いー と読みます
PoEと「o」のみが小文字の表記となっています、以前はP.o.Eとの表示もありました。

世界規格IEEE(あい・とりぷる・いー)で制定されており、現在は
IEEE802.3af/at/btが定められ、最近はTypeとClassに更に細分化されています。

PoEはメーカが異なっても動作するように仕様が定められていますが、最近は
亜種と思われる規格も出現しており注意が必要です。

電力伝送にはDC(直流)が用いられ、DC48-57Vが動作電圧となっていますが、
上記のようにメーカでの囲い込みが現実には存在しています。
特に囲い込みがお家芸のCisco社を用いる場合は要注意です。

PoEは電源を送る側をPSE、受電側をPDと呼びます。
PSEはHUBやLANケーブルの途中から電源を送るインジェクターなどが
該当します。
PDはカメラや無線LANのアクセスポイントなど。
PoE機能を持ちケーブル延長を可能とするエクステンダー
はPD/PSEと呼ぶことがあります。


わかお かずまさ
VegaSystems


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