プロとしてなすべき事

先月29日に、あるコンサートを聴きに行った。
楽器演奏能力はほぼ消滅しているのだが、生演奏は興味があり、時間の都合
もついたので参加した。

アマチュアバンドであったが、それなりの料金の設定があり、人様に聴かせる
自信があることを期待した。

結果は残念だった・・・ 私は彼らが演奏する楽器についてはギター以外は
知見は無い、近くで現物を見るのは初めての物もあった。
楽器の演奏能力についての批評は私には出来ないが、4人で演奏するなら、
それなりのシンクロがあるべきと思ったが、それが無かった。

盛んに練習不足・時間が無いとのトークがあった、それが事実なら人前で
木戸銭を頂戴すべきではない。

ここからは私の守備範囲としての感想。
まず、音響装置、楽器の集音装置、自身が身につけているマイク等の
チューニングがなされていなかった。これはソロで演奏した時に判明。
最初は楽器の演奏能力で音の大きさが変わるのかと思ったが、そうではなく
集音・ミキサー等の不具合と判明、操作の難しい民族楽器であるからこそ
集音、その音が増幅装置でどの様にホールで聞こえるのは入念にチェック
すべき。それが出来ないのなら、小さな場所ゆえ、一切の電子機器は排除
する方法もあったと思う。
同行していただいた楽器演奏に詳しい方に質したが、私と同じ意見だった。

私も人様の前で、講演したり、実演をするが、そのためにはかなり神経を
使って準備もし、調整もする。

プロとしてなら演奏能力は言うにおよばず、聴かせるには様々な準備・装置
の点検が必須で有ることを、改めて思い知らされた。

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