山で迷わないために(9)

山行で重要なアイテムとして地形図は当然ですが、現実にこれを収納して持ち歩く
機材、つまりマップケースを持っている方は極めて稀だと思う。
マップケースには色々種類があり、あれこれ試してみたが、最終的にモンベルのLサイズに落ち着いた。
マップケース等無用と思われる方が多いが、地理院地形図が簡単に印刷可能となり
持参する事が容易となったのでこのマップケースは今後必需品と思われます。
私の場合ドイターのザックを多用しているので、マップケースは丸めて背中の空間に
差し込んでいます。
道に迷わないためには地形と地形図を頻繁に見比べてのトレーニングが最上と思われます。
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鳩吹山トレッキング(2014.05.17)



今日はソロなのでのんびり・・・・・
08:00 笹のみさんで朝ごはん
10:00 不老の滝スタート
大平山>東海自然歩道>西山休憩所>(昼食)>鳩吹山頂
※今日は鳩吹友の会の方々や市の観光課の方がアンケート中でした。
13:10 東屋スタート
北回り>せせらぎ街道
15:30 桃太郎神社

天候が極めて良く、遠景もバッチリ。この時期珍しく北岳を見ることが出来ました。
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LINEキャラのTシャツ

キレイナオネエサンからいただきました・・・・
スーパーに買い物に行くとき着て行きましたが、誰も無関心の様子
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山で迷わないために(8)

地形図の読み方
<主曲線と計曲線について>
普通に使う地形図は1/25000(1/25K)で、この場合
主曲線は10m間隔
計曲線は50m間隔
つまり、計曲線と計曲線の間には4本の主曲線が存在します。
そして計曲線は主曲線より、やや幅広に見える濃い色です、更に途中に標高が記入されています。
ただし、この標高は地形図の内容を阻害しないため、多くは挿入されておらず
山で実際に使用する場合は計曲線をたどる場合がしばしばです。
このため、予め標高を記入しておくこともあります。

事前の準備に多少手間がかかりますが、これを面倒と思うのはイケマセン!

※青い数字は後から記入したモノ、オリジナルでは標高値の記入は少なく、この図では100mが上辺やや右に一箇所あるのみ、他は山頂の標高値のみ
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山で迷わないために(7)

地形図を入手するのは以下のサイトです。
※一番簡単
http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/index.html#zoom=16&lat=35.42627&lon=136.95391&layers=BTTT

印刷も出来ますが、磁北線は自分で引く必要があります。



地形図は昔と違って書店などに行く必要はありません、すべてWebで入手可能です。
印刷もA4までならOKです。

地形図は基本中の基本なので、必ず持参する必要があります。我が山岳会ではアナウンスした山行では地形図を用意しますが、原則はご自身で地形図を印刷する事を覚えて下さい。

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山で迷わないために(6)

山で迷わないと言う事は、自分の現在位置を知ることに他ならないのですが、多くの道迷い者は、迷ってから「ここは何処」となるようです。
これの防止策の一番は、地形図を持参し、通過地点を記憶(記録)しておくことですが。
その地形図も読めないとオハナシになりません。
地形図を読も第一はランドマークを掴んでおくこと、次に地形を読むことです。
資料では
Aの地点で稜線に上がります、迫間不動の階段をあがるので、この位置は明白です。
更に前方に青丸の電波塔が見えます。Dは谷で、この谷越し、東南方向にも電波塔
が見えます。
稜線上を歩くと電波塔を見上げる位置で、坂祝に至る分岐点があり、この分岐を東進
します。
B地点ではわからなかった谷Eが右に見えてきます、多少のアップダウンがありますが
稜線上を歩いているのが実感出来ればCに向かって歩いているのがわかります。
谷E越しに高圧鉄塔Fが眼に入るはず。このようにして現在位置を掴むのです。
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山で迷わないために(5)

コンパスの使い方です。
丸い方を手前にして、角ばった方を対象物に向けます。
胸の高さで両手で持ち、対象物を正面に見てコンパスの矢印が対象物に向いて
いることを確認したら、リングを回し、磁針のNが北マークにピッタリ重なるように
します。
馴れれば1度の誤差程度で合わせる事が出来ます。
まず、これが第一歩!
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山で迷わないために(4)

地形図は正対できたら実際の風景と見比べます。
現在地点を「城山」の展望台とした場合、視界に3つのピークと、電波塔(明王山)、それに高圧線の鉄塔が見えるはずです。距離感は掴みにくいのですが、方位はコンパス等でチェックして地形図のリンクを確認可能です。
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山で迷わないために(3)

地形図の扱いで最初に覚える事は、地形図を方角に合わせ実際の地形と合わせることです。
これを正対といい、地形図の磁北線をコンパスの磁針に合わせるように地形図を動かします
コンパスのベゼル(外周)はどの位置でも構いません、重要なポイントは地形図を動かして磁針に合わせることで、コンパスを動かすことではありません。

これで実際の地形と地勢図は同じ方角となり、視界は地形図と同じ状態となります。
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山で迷わないために(2)

山行で道迷いしない最大のポイントは行動予定を立てることに尽きます。
普段から行き慣れた場所ならともかう、初めての山、または2年以上間があいている場合にはしっかり行動計画が必要です、決して行きたりばったりでは行けません。

必要な機材はコンパスと地形図、今回は地形図について説明します。
地形図の読図は主曲線と計曲線の読み方がポイントのように思われていますが
自分の位置を知るのに重要なポイントはランドマークです。特に低山・里山ではこの
ランドマークが豊富で、これを知り抜いて、コンパスワークをすれば比較的簡単に
現在位置を知ることが出来ます。
http://watchizu.gsi.go.jp/riyou/tizukigou/h13-01-02keikyokusen.htm
主曲線・計曲線の説明

スタートからの説明
スタート地点から最初の目標は展望台です、スタート地点は100mの計曲線をたどって
約70m標高であることがわかります。展望台は263mなので約200mを一気に登る
事になります。
スタート地点からランドマークは何も見えませんが、進むに従い、脇道が出現します。
脇道と断言出来るのはそれは高圧鉄塔の点検路の標識があるからです。
では、その鉄塔はどこにあるのか。
図の鉄塔A,B,Cの位置は紛れも無く鉄塔があります、それは地形図から読み取ることが出来ます。
国土地理院は一旦消去した高圧線を今年の4月から復活しました。
しかし、鉄塔の位置までは記入してありません、では鉄塔の位置をどうして推測
するのでしょうか、それにはルールがあります。
鉄塔A,Bの位置で高圧線に角度がついています、つまり電線に支点があることを
示しています。つまりここに必ず鉄塔があるはずです。
次に鉄塔Cですが、これは直線ですが、稜線上を横切っています、この場合は鉄塔がないと電線を一定高度で支えられません。必ずとは言い切れませんが、かなりの確率で鉄塔が存在します。
高圧線の鉄塔は重要なランドマークです

http://watchizu.gsi.go.jp/riyou/tizukigou/h14kigou-itiran.htm
地形図のシンボルマーク

初めて行く山でも、地形図から事前に色々なことが読み取れます・・・
<つづく>
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