プロの道具(砥石)

プロの道具(砥石)
私が普段使用している砥石です。

左の白い砥石は#8000、右は#12000
左で刃を磨き、右で仕上げ研磨です。
剃刀のような切れ味になります。
※手前は砥石ホルダー
包丁は左から
粉末ハイス
万能の薄型
菜切り

野菜にはこれだけ使って調理します。

中学生時代に父親に仕込まれ、包丁は完璧に研げるようになりました。

砥石を砥いでから刃を砥げ
※砥石が平面でないときれいに砥げない

調理の前に刃物を研ぐな
※刃に金気が残り、刺身などに味が悪くなる

包丁全体を磨け
※コンパウンドをコルクに付けて、包丁全体を磨き上げます、これで包丁の滑りがよくなり、刃行きがよくなります。

耳に蛸があたるほど聞かされました

包丁は切れ味と刃持ちは二律背反なので、このバランスが難しいのです・・・

前にも書きましたが、ヘタな人生訓より、親父に教わった「技」のほうが100倍役に立ち、それが生き方を教えてくれています、亡き父に感謝。
#グルメ #バー #レストラン

ワオ!と言っているユーザー

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表面的な知識より、実体験からの言葉は重みがありますね。
投稿日 2008-09-15 10:01

ワオ!と言っているユーザー


親父は、その技の理論付けを必ずしてくれました。

なぜ、そうするのかを理論立てて説明し、とにかく黙ってやれ、とは一度も言いませんでした。
これは私も踏襲しています。
投稿日 2008-09-15 20:37

ワオ!と言っているユーザー

この投稿へのコメントはできません。

お父さんも相当知識を持った方だったんですね。


ま、昔の人はとにかく何でも自分の手でやった世代なので、
物知りですよね。

わが父親も家を自分で建てて、
小さい頃そこにしばらく住んでた記憶があります・・・。
自分には無理です・・・(;一_一)
投稿日 2008-09-15 11:54

ワオ!と言っているユーザー


一応江田島の海軍兵学校出身のようですが、回天乗務員だった模様で終戦で助かったようです。

※詳しい事は遂に話しませんでした

なんだかいろいろ研究する親父でした、そのDNAは引き継いでいると思っています。
投稿日 2008-09-16 22:10

ワオ!と言っているユーザー


私は簡単な、ピッピと間を通せば研げるのを使ってます。

それでも研いだ直後は切れ味抜群!(^^ゞ

息子が置いていった砥石2種があるんですがね。
無用の長物になってます。(-_-メ)
投稿日 2008-09-16 07:55

ワオ!と言っているユーザー


簡単でも良いので、刃物は研がないといけませんね。
投稿日 2008-09-16 22:13

ワオ!と言っているユーザー