~人事総務の窓110 四角い頭をまーるくする~
9月
16日
昨日の朝ニュースを見ていたら
ベトナム人の男性 ゴ ゴック カンさんが
日本にいる同郷の方たちのために
ベトナム語の本を扱う書店を開いているとあった。
埼玉にある謎の「ベトナム語書店」が人気なワケ➡https://shueisha.online/culture/8772?page=1" target="_blank" >別ウインドウで開くリンク
頭を殴られたような衝撃。
なぜそのことを思いつかなかったのか。
一緒に働くベトナム籍の同僚たちは
勤勉で頼りになる方たちばかり。
ずっと気にかかっていたのが
彼らの年齢にあった学びが得られているかどうか。
大学まで通った彼らは
今は本を読んでいないと話していて
気になっていた。
インターネットだけでなく
その時に役立つ情報や学びを
広く得られる機会が必要ではないかと感じていた。
日本語がもっとできるようになれば
図書館でそういった学びを得られるのではと考えていた。
浅はかだった。
母国語で本が読める方がはるかに
彼らの助けになるではないか。
なぜ思いつかなかったのか。
日本で暮らすなら
日本語ですべて解決できるようにしよう。
その発想は優位性に浸っていたからではないか。
ニュースを見て恥ずかしい気持ちになった。
さらに彼は地域の人と交流できるように
無料で本を交換する場もつくっている。
書店の前の木の下に
可愛らしい巣箱のような入れ物を置いて
ひとり一冊ずつ交換できるそう。
朝から素晴らしいアイデアに
四角い頭がまーるくなった。
~.:*★今日の問いかけ★*:.~
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