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カイの家

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「ジャパニーズ・デザインの挑戦−産総研に残る試作とコレクション」展

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「ジャパニーズ・デザインの挑戦...
 現在、愛知県陶磁資料館で「ジャパニーズ・デザインの挑戦−産総研に残る試作とコレクション」展が開催されています。3月28日(日)まで行われています。
 これは、名古屋にある産総研中部センターに残っている陶磁器を整理して、図録にし、それらを展示しているものです。産総研は、京都市陶磁器試験場(1896-1920)、国立陶磁器試験所(1919-1952)、名古屋工業技術試験所(1952-1993)などの流れを汲む研究機関です。ですから、ちょうど、100年くらい前からの試作品や海外、国内で購入した参考作品などが保存されており、それらを展示しております。板谷波山の作品(写真)もひとつ見つかりました。マイセンの釉下彩の花瓶や、ロイヤルコペンハーゲンやビング&グレンダールなどもあります。
 実は、2月に日帰りで愛知県陶磁資料館へ行き、産総研にある参考品として購入された西洋陶磁器の仕分け作業のお手伝いをしてきました。その関係で、先日写真の図録が送られてきました。立派な図録でしょう。目録、参考品図録、試作品図録の3分冊で構成されています。見ごたえがあります。
 そういえば、私も京都陶磁試験場の試作品をひとつ持っています。
マット釉獅子文花瓶
#アート #伝統 #文化 #芸術

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ロートレック・コネクション展

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ロートレック・コネクション展
 今朝もいい天気ですね。今日は妹家族も来て、我が家でクリスマス・パーティを行う予定です。鳥の丸焼きとケーキを食べて、子供たちにプレゼントをあげる。こう考えると、クリスマスというのは、子供たちのためにあるわけで、大人はその準備で忙しい。年賀状も書かなければならないのに。と、愚痴ばかり言ってもしょうがないので、今日の本題に移ります。
 先週末、ロートレック・コネクションを見に渋谷にある文化村ザミュージアムへ行ってきました。カンカン踊りのポスターや娼婦の絵などは世紀末芸術とか印象派またはアールヌーヴォー展などで、1,2枚見たことはありましたが、彼に関わる画家の作品を、これだけまとめて見る機会はなかなかないでしょう。また、コネクション展ですから、彼と関わる画家の作品も展示されていて面白かったです。沢山の作品を見ていると19世紀末のパリの情景が浮かんできます。お勧めです。
 ということで、展覧会は今日までです。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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三耳蝸牛文花瓶

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三耳蝸牛文花瓶
 昨日、ひさしぶりに5つほど陶磁器をコレクションのページにアップした。最近、購入するとブログへアップするので、それで安心してしまい、なかなかコレクションページの更新が進まない。
 写真は三つ耳の花瓶に描かれた蝸牛の花瓶である。この蝸牛のデザインはオルフヤンセンのオリジナルで、1896年に描かれたことがわかっている。この蝸牛の量産のためのナンバーは202番で、量産する前に作られた試作品をフィギャリン・コレクターのよしこさんが持っていることから、1896年に作られたことがわかった。量産といっても、なかなか出てこない。何個つくられたかもわからないし、どれだけ売れたかもわからない。さらにいつ頃まで生産してたかも良くわからない。おそらく、この釉下彩の淡さは、1920年頃の技術ではもう出せなくなっていたのかもしれない。

三耳蝸牛花瓶
#アート #伝統 #文化 #芸術

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湖東焼

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湖東焼
 湖東焼、赤絵の花瓶である。高さ16cm、時代は良くわからないが、おそらく明治だと思う。上絵付けのものは、あまり買わないが、花瓶の形がとても気に入って買った。それと、絵柄がなかなかユニークである。人物が6人、いずれも表情豊かで丁寧に描かれている。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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クンバカルナの戦死

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クンバカルナの戦死
 昨日は暖かかったのですが、今日はまた寒い。といっても、平日にできなかった仕事を持ち込んで、朝から家で暗くやっておりますので、寒さを感じたのは朝夕のカイの散歩の時だけですが。
 さて、梅田さんの影絵芝居ワヤン・クリッが名古屋で来年2月13日(土)に行われます。名古屋方面の方々、是非見に行きましょう。そのためには本を買って予習をしておかなければいけません。そして、ついでにサインを貰ってはどうでしょうか。私も今のところ行く予定でいます。チケットの購入等は、写真をクリックすると大きくなりますのでご覧ください。
 「バリ島ワヤン夢うつつ」ですが、先月購入してほぼ1日で読みました。私の通勤時間は往復4時間なので、だいたい本はこの移動時間の間に読みます。この勢いで、もう15年前に購入した同じ木犀社が出している「プトゥ・スティアのバリ島案内」をもう一度読み直し、そして、今は村上春樹の1Q84の2冊目を遅ればせながら読んでおります。
 内容はタイトルに影絵人形芝居修業記と書いてあるように、1980年代後半に2年間バリ島で学んできたワヤンクリッの修業体験を中心としたエッセイです。とても読みやすい本です。バリ島をよく知らない人でも楽しめますし、詳しい人でも新たに得るものは多いと思います。
 最後のあとがきに、梅田さんは「一人の芸術家として、あるいは一人の旅人として、古い時代のワヤンを懐かしみ、消えていくことを口惜しく思い、いまだに自分が経験してきた伝統に執着する一人の人間なのです。」と書いていますが、この本は、単に音楽や芸能を勉強してきた芸術家としての梅田さんでは書けないものであり、やはり、当時の自分を客観的に見つめている今の研究者としての梅田さんが書いているエッセイ本です。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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彩磁翡翠文花瓶

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彩磁翡翠文花瓶
 香蘭社の彩磁翡翠文花瓶である。高さは15cm、時代は明治後期から大正くらいかな。釉下彩である。翡翠はロイヤルコペンハーゲン、ビング&グレンダールにもフィギャリンがある。でも、絵付けは見たことがない。なかなか良くかけている。目つきが悪いところが良い。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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彩磁白花文小鉢

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彩磁白花文小鉢
 なんでしょうかね。花瓶でしょうか、それとも、小鉢でしょうか。デンマークから中一日で届きました。ビング&グレンダール製、高さ8cmは、口径9cm。時代は1915年から1947年の間につくられた物です。作家はeffie Hegermann-Lindenkrone。ペインターももしかしたら、エフィーかもしれません。量産品ですが、はじめて見ました。おそらく、数は少ないと思われます。メイプル柄の同じような色合いのものは持っていますが、こちらはメイプル柄ではありません。新しい発見です。この柄のユニカもあるんでしょうね。おそらく。どこにあるのでしょうか。アメリカかな...
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クリスタルグレイズ

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クリスタルグレイズ
 昨日、静岡に行っている間に、家に3つの小包が届いた。まとめてでなく、ひとつずつ日本郵便から3回配達があったようだ。新幹線に乗っているときに、うちの奥さんから携帯メールが届いた。フランスとデンマークそして東京からの小包。いずれも陶磁器。フランスからは6日、デンマークからは3日、東京は1日で届いた。さすがにデンマークのPrioritaire Aは速い。中1日である。
 写真はフランスから届いたロイヤルコペンハーゲンのクリスタルグレイズである。日本語では結晶釉という。1889年ごろロイヤルコペンハーゲンが開発した釉技で、1892年のシカゴ万博で大ブームを起こし、その後、世界の陶磁器メーカーが競って研究をして制作を試みた。作家はValdemar Engelhardt。制作年代は1895年頃。高さ14cm。
 やっと、ロイヤルコペンハーゲンのクリスタルグレイズを手にいれた。ビング&グレンダールはひとつ持っていたが、コペンハーゲンはひとつも持ってなかったので、とてもうれしい!
 日本にはコペンハーゲン製の花瓶のクリスタルグレイズはこれを含めて3つあるはずである。ひとつは、おそらく明治時代に真葛香山が試作するために購入したもので、現在、北海道にあると思われる。もうひとつは、口に少しニュウがあり、現在おそらく九州にあると思われる。柄は、いずれも写真と同じで青磁釉が流れた結晶釉だったと記憶している。
 しかし、この流れるような釉薬の中に、わずかに現れる結晶がなんともコペンハーゲンらしく、とても美しい。この時代にしか出せない結晶釉である。
 これでやっとクリスタルグレイズに関する発表も研究会でできるな。やはり、開発元のロイヤルコペンハーゲンの作品を持ってなければ、できないよね。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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梅梅夢現

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梅梅夢現
 昨晩、音工場主催による梅田さんの出版記念パーティ「うめうめゆめうつつ」があり、ワヤン・バテル「スタソマ」が上演された。これは東京では初演。どうやら、梅田さんは、ワヤンを演じることを東京に来るまで知らされていなかったらしく、本人はかなり緊張していたようである。でも、たくさんアドリブも入り、とても面白かった。梅田さんの唄で、高田渡の「自転車にのって」と「アイスクリーム」まで飛び出し、大うけ。写真中央はちょうど「自転車にのって」のシーン。とりあえず、ハイビジョンのビデオを持っていって動画も撮ろうと思ったが、ビデオ撮影は禁止というお達しがあったので、写真を50枚近く撮った。ブログにどれをアップしようか悩んだが、とりあえず、この3枚にしました。一応、隠れながら、バリスの部分だけ動画も撮影したけどね! 「アイスクリーム」はコーン付きのソフトクリームかな...
#アート #伝統 #文化 #芸術

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ロストランド窯小花瓶

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ロストランド窯小花瓶
 二枚貝の花瓶を購入したときに、もうひとつロストランド窯の小さな花瓶を購入した。高さ10.5cm、約100年前に作られた。作家はNILS EMIL LUNDSTROM。二枚貝と同じように浮き出ている花が花瓶の周り3面に描かれている。とてもロストランドらしいかわいい花瓶だ。
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