チラシ 表
チラシ 裏
来月12月19日(土)から行われる「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展のチラシが送くられてきました。写真をクリックすると大きくなります。時間を見てHPに貼り付けなければ..
渋谷区松濤美術館に「古代エジプト美術の世界 魔術と神秘」展を見てきた。スイス・ジュネーヴのガンドゥール美術財団の所蔵品で、すべて日本初公開だそうだ。松濤美術館は展示会場が地下1階と2階にあり、それほど広くないので1時間ほどで見終わると軽く考えていたが、ひとつひとつが小さく、たくさんあり、結局2時間近くじっくりと見てしまった。特に、アミュレットというお守りは小さいが、いろいろな材料で、細かく細工されており、見応えがある。いろいろな意味がある動物(猫、牛、蛇、鳥など)、あるいは、動物と人が合体した神様がいるので、造形的にも面白く、とても楽しめた。お勧めです!
12月19日から岐阜県現代陶磁美術館で始まる「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展のポスターが送られてきた。昨日、図録の原稿もだいたい書き上げた。さて、そろそろ、動きはじめるかな..
チラシ表です。
チラシ裏です。
毎年、12月初めに渋谷の光塾で行われるワヤン・トゥンジュク梅田一座の公演案内です。本日、11月1日午前0時から申込受付開始です。ワヤンに興味があり、お時間のある方、是非お申込みください。日曜日はワークショップもあるみたいですよ。私も、今から申し込みます。http://wayangtunjuk.web.fc2.com/news.html
学生たちを連れて、岐阜県現代陶芸美術館へ行ってきました。岐阜県現代陶芸美術館は日本一の陶芸美術館であり、展示会場は制振構造になっています。建築家は磯崎新氏です。ということで、この「超絶技巧!明治工芸の粋」展を見ながら、学芸員の方に館内を案内してもらいました。地下の収蔵庫や搬入口まで連れっていってもらい、普段は見れない美術館の裏まで見学させてもらいました。ありがとうございました。
「超絶技巧!明治工芸の粋」展は、昨年の春、東京の三井記念美術館で開催され、いろいろなところで取り上げられ、かなりブームなりましたので、いまさらどうということではありませんが、まだ、見てない人は是非行きましょう。日本全国6館の美術館を巡回して岐阜が最後です。出展作品はみな、京都は清水三年坂美術館の村田コレクションです。すごいですね。もちろん、作品も..
まわりには、高いビルが建っている
日差しが強く、まぶしくかった..
昨日、日本大学教授であり、建築家でもあった同僚の埋葬式に参加するため、ニコライ堂へ行ってきた。ちょうど、福岡へ行った先週の金曜日の夕方亡くなった。67歳である。具合が悪そうだったので、少し覚悟はしていたが、急に来たので、やはり、かなりのショックである。ロシア正教会の信者だったらしく、徳島のハリストス正教会も設計している。
ロシア正教会の葬儀には初めて参加した。参列者みなローソクを持って、司祭の福音書の朗読・訓話を聞く。クーポラの中、聖歌が響き渡り、とても、雰囲気のある良い葬儀であった。出棺時、久しぶりに、ニコライ堂の鐘を聴いた。昔に比して、音が悪くなったような気がする。メンテナンスをした方が良いのではないか..
しかし、悲しく、そして、とても疲れた1日であった。
京都、細見美術館へ「琳派のやきもの 乾山」を見てきた。現在、京都は琳派400年記念祭で、あちらこちらでイベントが行われている。尾形乾山は、尾形光琳の弟である。ということで、現在、琳派展XVIIとして、「乾山焼」の展覧会が細見美術館で行われている。
実は、この尾形乾山、日本では初めて、釉下彩を使って陶器を装飾した人物である。言っておくが、磁器ではない。陶器にである。そこで、どんなものか、じっくり見ることが、福岡からの帰り、わざわざ京都に降りたのが最大の目的であった。
やはり、高下度焼成の場合は、釉下彩は青、黒、茶(錆)色だけで、赤、緑、黄色を使う場合は上絵であった。この場合の高下度焼成は、1200℃くらいなのかな。西洋では、たぶん、ストンウェアと呼ばれるものだろう。低下度焼成の場合は、赤や黄色も釉下彩は使われていたようである。まあ、17世紀から18世紀にかけて、陶器とはいえ、すでに、多色の釉下彩を使い、斬新なデザインを創作して、描いていた乾山は、やはり、すごいな!
先日、武蔵野市立吉祥寺美術館で「伊豆の長八」展を見てきた。生誕200年記念の展覧会だそうだ。なんと、入館料100円。安い!
実は、伊豆松崎町にある長八美術館へは、私は大好きなので、できた当時から何回か行っている。でも最後に行ったのは、もう10年くらい前かな。確かうちの学生と研修旅行でいったのかな。もちろん、20世紀末にうちの奥さんとも数回行っている。1985年に開館した後に、出版された建築文化(今はもうない。)の特集号も持っている。建築家は早稲田大学の名誉教授、石山修武さんだが、基本的に、私は大学一年生の時から、アントニオ・ガウディが大好きだったので(大学一年生の時に、横浜で「アントニオ・ガウディ展」が行われていて、それを見に行って以来のファンである。)、そのつながりで、長八美術館が好きになったと思う。もちろん、石山さんの建築に対する考え方も好きで、共感できる。ガウディとどうつながっているかは、調べてください。
話はちょっと、逸れてしまったが、この長八という左官屋さん、ではなくて、鏝絵師、ものすごい超絶技巧。いま、明治の超絶技巧が注目されているが、この人もすごい。あの、つげ義春さんもガロに「長八の宿」を描いている。その中に出てくる富士山もすばらしい。
で、また、話が逸れてしまったが、まあ、とにかく、お勧めである。
なお、この後、常葉美術館、そして、伊豆の長八美術館と巡回するそうだ。見れなかった人は静岡まで行ってください。
昨日、踊りの後に購入した写真集「伝説の大道芸人 ギリヤーク尼ケ崎の手紙 大道芸人と祈りの踊り」です。著者は、手回しオルガン大道芸人で写真家の「紀あさ」さんです。函館、気仙沼、新宿、横浜、京都、神戸の6地点での大道芸の写真が収録されています。まさに、「被災者鎮魂の踊り」です。
今日、ギリヤーク尼ケ崎さんの東京公演を西新宿にある「新宿三井ビル55ひろば」へ見にいった。実は、初めて見た。だいぶ前、テレビで渋谷のハチ公広場で行われた踊りを見て、一度見てみたいと思っていたが、なかなか機会にめぐまれなかった。今年で、85歳だそうだ。80歳から体力が衰えて、5年ほど前から心臓にはペースメーカーが埋め込まれているらしい。なかなか手の震えが止まらない。というわけで、昔テレビで見た迫力ある踊りは見れなかったけど、見てよかった。大道芸人50周年になる3年後、88歳まで頑張るという。すごいな..
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