土曜日、汐留ミュージアムへ「建築家ピエール・シャローとガラスの家」を見に行った。実は7月末に一回見たのだがあまり時間がなく、スライドなどゆっくり見れなかったので、別用で新橋へ行ったついでに、また、訪れたのである。外で流されていたビデオも3回も見たし、今度はじっくりと見てきた。よくお医者さんなどで見かけるガラスブロックの壁は、ここが原点みたいですね。スライドを見て、コルビジェのサヴォア邸と通じるものがあるなと思ったのだけれど、良く考えてみれば、場所もフランスで、時代も同じくらい。どちらが先なのでしょうかね。一応、ガラスの家はアールデコ時代とうたっているから先かな..
先日、松涛美術館へ「いま、台湾」展を見に行きました。台湾美術院の作家たちの作品で、ほとんど絵画でしたが、意外と良かったです。前にも話しましたが、私は小学校3年生6月までの2年半台湾に住んでいたので、なぜか、とても懐かしい感じがしました。
特別出展で、ジュディ・オングさんも3点ほど大きな木版画を出していました。最近、歌の方ではあまり見ませんが、こちらで活躍しているのかな。昔、「海のシンフォニー」というBS番組のために、NHKホールでガムランを演奏したときに、司会をしていたのがジュディ・オングさんでした。こちらも懐かしいな。
大きさ比較のために、普通のスリンとボールペンを置いておきました。
これです。
昨年、ワヤンさんからクンダンを習っているときにもらった大きいスリンである。普通、このサイズのスリンは、ガンブー舞踊の伴奏に用いるガンブースリンである。
(ガンブーについてはこちら:http://en.bloguru.com/kai/204277/gambuh)
が、もらったときにガンブースリンではないと言われた。でも、ガンブーしか考えられない。
では、何に使うんだろうと思っていたら、今年、サヌール・ヴィレッジ・フェスティヴァルでレゴンを演奏したときに、このスリンを使っていた。ということは、わざわざ、スロンディン(鉄製のガムラン)に合わせて、ガンブースリンの大きさで(たぶんちょっと小さいと思う)つくったのだろう。確かにガンブーとは音階が違うな..
先日、久しぶりに川崎市生田緑地にある岡本太郎美術館へ行ってきた。「アール・ブリュット」という言葉はよく知らなかったが、専門的な美術教育を受けていない人や障害者らによる造形表現アートのことらしい。確かに美術館では、福祉施設で生まれた作品がたくさん展示されていた。
でも、やはり岡本太郎さんの作品かな。久しぶりに見て、また、元気をもらった。私は、自分をビング&グレンダールのコレクターだと思っているが、集める理由は、たぶんB&Gの作品から縄文土器に通じる力強さを感じるからだと思う。その縄文土器の素晴らしさ、アートを発見したのは、岡本太郎さんだからね。
Jane Belo の「TRADITIONAL BALINESE CULTURE」である。スマンディ先生から今年譲ってもらった、もう1冊の本である。やはりA4版で、421ページもあり、古い写真が掲載されている名著である。
当初、「DANCE & DRAMA IN BALI」だけを譲ってもらうつもりで、この本は、特に考えていなかった。本棚が置いてある部屋に行き、「DANCE & DRAMA IN BALI」を手に取った時に、スマンディ先生から「この本だけでいいのか。」と言われた瞬間、まるで「僕も連れてって!」と言わんばかりに、私の目に飛び込んできたのである。ということで、日本に連れてきたのはいいが、読むのが大変そう..
バリ舞踊のバイブル本、Dance and Drama in Bali である。 著者はBeryl de Zoete と Walter Spies。A4サイズで343ページもあり、古い写真もいっぱい掲載されている名著である。今回もまた、この本ともう一冊をスマンディ先生から譲ってもらった。昨年、購入したかったのだが、本はとても重かったので(昨年は一人の荷物は20㎏までだった)、一番欲しかった2冊だけ(昨年のブログにアップしてある。)を譲ってもらった。
この本、現在も再版されており、アマゾン等で購入できる。ただし、サイズは、一回り小さい(たぶんB5サイズ)。ということは、中にたくさん載っている写真の大きさも小さい。ということで、今年まだ、スマンディ先生が手放していなかったら譲ってもらおうと思い、お願いしたら、まだ持っていて、快く譲ってくれた。
実はこの本には、1930年代にワルター・シュピースが見たクビャール・レゴンについて書かれている。クビャール・レゴンは、I Wayan Wandresが創作したようで、そのワンドレス氏の孫にあたるクランチャさんから、ジャガラガで7月に行われたゴング・クビャール100周年記念フェスティバルにトゥラン・ブーランが招聘されたのでした。
クランチャさんによれば、クビャール・レゴンは1955年頃に作られたということだったが、たぶん、ワンドレスの弟子のひとりであった Gede Manik 氏が、その後、この踊りをさらにアレンジして発展させたようなので、それが、1955年頃だったのでしょう。まあ、30分弱と長かったので、その数年後に、前半部分だけを取り出して、さらにタルナジャヤが作られたのかな。たぶん..。どちらにしろ、すごい曲だ..
増野さんが描く本人の似顔絵が描かれたケーキです。
増野さんの似顔絵が描かれたバリスの衣装です。これを着てバリスが踊られました。
増野さんは、とてもイラストが上手で、うちの奥さんもファンですが、今回の本にはあまりイラストが掲載されていません。ということで、次回の本には、イラストをいっぱい載せてくださいとお願いしておきました。でも、とても面白い本ですので、音楽に興味がある方は是非読んでください。一応、図書館推薦本にもなったようです。
たぶん、このカメラで撮影したのだと思います。
トゥラン・ブーランが阿佐ヶ谷バリ舞踊祭で演奏した映像がyoutubeにアップされました。 映像作家の春日聡さんが撮影しました。春日さんはトゥラン・ブーランのジャガラガでの演奏にも同行しました。
音も低音がはっきりときれいに録音されています。是非、ヘッドフォンを使って聴いてください。クビャール・レゴンは30分ありますが、なかなか全体を通しての演奏は見れません。まずは珈琲でも入れて、途中で断念せずに、気合を入れて見てくださいね。yuotube画面右下端のマークをクリックすると、映像が大きくなり画面全体で見れます。
クビャール・レゴン
https://www.youtube.com/watch?v=hXYPxfZ2u0Y
トペン・トゥア
https://www.youtube.com/watch?v=UrbJoyy3Bac
同僚の三上先生に頼まれて作ってきました、「Dr. MIKAMI」。とても気に入ってくれました。一応、ブログにアップする許可を頂きましたので、アップします。なかなか、いいでしょう。さて、今日から1泊2日で札幌出張です。美味しい「いくら丼」を食べてこようかな..
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ