バリ舞踊のバイブル本、Dance and Drama in Bali である。 著者はBeryl de Zoete と Walter Spies。A4サイズで343ページもあり、古い写真もいっぱい掲載されている名著である。今回もまた、この本ともう一冊をスマンディ先生から譲ってもらった。昨年、購入したかったのだが、本はとても重かったので(昨年は一人の荷物は20㎏までだった)、一番欲しかった2冊だけ(昨年のブログにアップしてある。)を譲ってもらった。
この本、現在も再版されており、アマゾン等で購入できる。ただし、サイズは、一回り小さい(たぶんB5サイズ)。ということは、中にたくさん載っている写真の大きさも小さい。ということで、今年まだ、スマンディ先生が手放していなかったら譲ってもらおうと思い、お願いしたら、まだ持っていて、快く譲ってくれた。
実はこの本には、1930年代にワルター・シュピースが見たクビャール・レゴンについて書かれている。クビャール・レゴンは、I Wayan Wandresが創作したようで、そのワンドレス氏の孫にあたるクランチャさんから、ジャガラガで7月に行われたゴング・クビャール100周年記念フェスティバルにトゥラン・ブーランが招聘されたのでした。
クランチャさんによれば、クビャール・レゴンは1955年頃に作られたということだったが、たぶん、ワンドレスの弟子のひとりであった Gede Manik 氏が、その後、この踊りをさらにアレンジして発展させたようなので、それが、1955年頃だったのでしょう。まあ、30分弱と長かったので、その数年後に、前半部分だけを取り出して、さらにタルナジャヤが作られたのかな。たぶん..。どちらにしろ、すごい曲だ..
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投稿日 2014-09-11 14:27
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-09-12 00:02
ワオ!と言っているユーザー