アジアのうつわわーるど in 五島美術館
11月
23日
で、本題の展覧会の話に戻るが、中国陶磁器を見て、いつも疑問に思うことがある。8世紀ごろに作られた白磁は西洋で言う磁器(porcelain)なのか?
辞典などをによれば、景徳鎮窯は磁器(porcelain)であるが、8世紀頃の中国の白磁や青磁はストンウエアであると書いてある。青磁は確かに素地はだいたい茶色なので、ストンウェアとわかるが、白磁の素地は白胎土を使っているので、よくわからない。しかしながら、今回の展覧会でもそうだが、8世紀頃の白磁の英語表記に、ときどき「porcelain」が使われているのである。そして、困ったことに、使われていない白磁もある。
ということで、まあ、中国陶磁器や東南アジアの陶磁器は疎いので、図録を買ってしまった。勉強します!