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美人顋斉杜若画花生

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美人顋斉杜若画花生
 昨日は横浜にある眞葛ミュージアムへ行ってきました。半分は、松濤美術館のチラシ等を置いてもらうことが目的でしたが、HPを覗いたら、ゴールデンウィーク4,5,6日だけ、館内の作品撮影可ということでしたので、これはチャンスと思い、伺いました。ちょうど、11時からのギャラリートークが始まるところに着いて、参加しました。なんと講師は、このブログでコメントを頂いた眞葛博士さんでした。
 写真は、1899年の作品、美人顋斉(さいさい)杜若画花生です。この作品、2001年に横浜美術館で行われた「眞葛 宮川香山展」における図録の英語では「Vase with underglaze Polychome Irises Design and Light Reddish Glaze」と表記してありますが、背景の色となっているピンクも釉下彩でした。ということは、1899年の時点で「ピンク、紫、青および緑」の4色の釉下彩を出せる技術があったということになります。1900年に「美人顋斉釉菊図花瓶」という作品も作っているようで、おそらくこちらの背景色のピンクは、釉薬の色だったのかもしれません。横浜美術館の学芸員は美人顋斉と名付けられたピンク色はすべて釉薬の色と思いこみ、チェックを怠ったかな..
 ちなみに、一昨年、愛知県陶磁資料館で行われた「明治の人間国宝」展では、この花瓶「Vase, design of irises, underglaze enamels」と表記されています。これって、釉下彩という意味だろうな..
 ところで、私が念力で花瓶を浮かしているみたいで、なかなか面白い写真でしょう。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2012-05-07 23:58

なんか背後霊みたい・・・。

不思議な写真・・・。

展覧会行ってきたよ(^_^)v

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hiro
hiroさんからコメント
投稿日 2012-05-09 21:49

ありがとう!

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