中学校の長女の終業式。
「式」というには語弊がある。
日本のように神妙に校長先生の訓示を伺い 、
各クラスに帰ったあと、担任から通知表を受け取って
そのあと桜餅を食べて、、、、
こうした日本の習慣が懐かしい。
この国では
エンターテイナーにふんした教師が先ず壇上に立って
「どーしたことか。
予定の司会者が見つからないんだ。」
そんな見え透いた寸劇をしては
会場内に笑を誘う。
それで渋滞に巻き込まれた事になっている
司会者達8名ほどにバトンタッチしたあとは、
タレントショウが始まる。
完全なエンターテイメント( ^ω^ )
長女のバンドはトップバッターで登場。
このバンド練習を毎週友人宅で繰り返し、
昨夜は泊まり込んでの猛練習であったようだ。
楽しまなければ進級もできない、
そんな雰囲気のシアトルガールズ中学生白書であった。
先日、長女の明美がリサイタルに出場しました。
そのためのリハーサルをピアニストとバイオリストと一緒にした動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=w2bzr-w1vLY&list=UU26uMvfyUATgPu50CA9AJfg&feature=player_detailpage
"You Raise Me Up"
When I am down and, oh my soul, so weary;
When troubles come and my heart burdened be;
Then, I am still and wait here in the silence,
Until you come and sit awhile with me.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
There is no life - no life without its hunger;
Each restless heart beats so imperfectly;
But when you come and I am filled with wonder,
Sometimes, I think I glimpse eternity.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up... To more than I can be.
湖畔の夜明け~オレゴン・トリップから
本日から進学年度が始まる。
長男は小学5年生へ。
小学校最終学年である。
集団登校のないこの地区では、車で送迎しない限り、
親が学校まで送っていくことになる。
車送迎をねだり、他の子供たちのようにせよとせがむ長男であるが、
私は首を縦に振らない。
「山形の小学生たちを見よ。
お前より3倍も遠い道を酷暑の中、歩いているではないか」
自ら体験している分だけ、
このフレイズには説得力があり、以後反論はしなくなった。
家から一歩離れると、車に乗る生活が普通のここの社会では、
大人も子供も意識しなくては、歩くことが極端に減って来る。
「歩くことで新鮮な朝の空気を体内に取り込み、
有酸素運動が脳への血流をうがなし、勉強への良い準備となる。」
と、信じている頑固なオヤジでした。
教頭先生に案内されて、初めての教室に。
ランドセルを背負って、初めての登校日。
写真を整理していたら、3年ほど前の日本滞在時のものが出てきました。
この年、山形の小学校へ子供たちを体験入学させるために連れて行ったんでした。
彼らのランドセル姿を見るのが、私のわがままな野望でもありました。
毎日酷暑の中を、20分ほどかけて登校するのは、米国にない試練。
日本語の環境で勉強するのも、米国ではありえない世界。
たくさんのお友達を作って、貴重な体験の数々。
その時は厳しさの方しか感じられなかった体験入学も、彼らの中で肥やしとなっていると信じています。
いつかハードルを越えて、飛翔しよう!
長女の初パラセイリング。
この日、長女を連れれ本屋へ。
何やら読みたくてたまらない本があるらいしい。
家内に頼むと「図書館で借りればよい」となるので、私に連れて行け、と言う。
彼女は何度も読み返すし、赤線も引けるだろう、と考えて自分の本として所有するのは賛成だ。
読書以上にコストパーフォーマンスの優れた投資はないだろう。
それが10代の子供であったらなおさらだ。
実際に購入できるとなった段階でも、さらに長女には越えなくてはならないハードルがある。
彼女の年齢に適しているかどうかを、家内が判断しなくてはならない。
本屋に到着後に、レビューを読んだ家内は携帯電話で長女には相応しくないと告げる。
長女は泣く泣く、購入予定の本を半分ほどにさせられてしまう。
5冊ほどのシリーズものを買ったが、1週間で読んでしまうのだそうだ。
おたまげ。。
この1年間ですっかりとティ~ンらしくなりました。
先週、ニューヨークに本拠を構えるブロードウエイ・ミュージカルが
子役の歌い手を探していて、シアトルでオーディションがあると知り、
長女がそのオーディションを受けに行きました。
200人ほどの子供たちが同様にオーディションを受けたようです。
6つの課題曲から一つを選び、1分の持ち時間で
審査員の前に一人歌わねばなりません。
この日、その結果が届きました。
合格!!!
5名の合格者の一人に選ばれたようです。
第2次選考がこの8月にあるとのことです。
長女は先日から3日間、学校主催のキャンプがあって
ピュジェット湾内にある小さな島へと出かけて行きました。
日本の小学6年生では、修学旅行がありますが、
これに対応する学校行事と言えるかもしれません。
「かもしれない」と自信なげに書いたのは、
修学的な要素はほとんどないらしいためです。
2泊3日のキャビン集団生活が主な目的で、
あとは海や山の生態系などの実地調査もあるとか。
観光地へ行く、美味しいものを食べるといったことがないので、
そのあらましを聞いた私の反応は「なーんだ」というものでした。
それでも友人とのキャビン生活は楽しかったらしく、
先ほど、まんざらでもなさそうに帰宅しました。
日本での学校行事は、運動会にしても、修学旅行でも、
そして卒業式でもどれもが専門性が高いですね。
そのための気合を入れた練習や下準備に数週間を費やします。
結果、米国のものとは格段に違うものができあがります。
こちらの国は至って、イージー・ゴーイング(気楽に行こうよ)のスタイルです。
ただそのイージーなスタイルは、
全ての生徒を導入する一般対象のイベントにおいて言えることです。
一旦専門性を帯びると、たちまちにしてシリアス度が増してきて、
子供たちも目の色変えて打ち込むようになります。
数日前の長女のコンサートでは、
彼女の目の輝きが普段では見られないものであったように私には思えました。
鯉が龍となった瞬間を見つけたような、、、、
アハハ、これは親のひいき目でしょうね。
Twin Falls へハイキングへ行ったときのもの
日本での滞在のほとんどは山形県での生活となります。
そこで子供たちは地元の公立小学校へ体験入学をするのです。
今年もそのための折衝がその小学校とすでに始まりました。
長男は4年生。長女は6年生のクラスでお世話となります。
1年ぶりにお会いするクラスメイトや先生方との再会を今から楽しみにしています。
同時に、高温高湿度の毎日、長距離を徒歩通学するのにビビッています。
この購買者リストを埋め尽くすまで長女は納得しません。
ガールスカウトのクッキー販売の季節が始まりました。
毎年、長女はクッキー販売に命を燃やしています。
この日も絵画教室の終了後、教師たちにクッキーを売り始めました。
それ以外にも、学校教師たちに、教会内で、親戚たちに、スーパーマーケットの出入り口で、そして家々を訪問しての押し売り販売?といった具合にクッキーのための献身生活がしばらく続きます。
販売売り上げ成績は初年度が250個、2年目が501個、3年目の去年が607個だったそうです。毎年、部隊中ではトップセールスマンにランク(^o^)
そして今年の彼女の目標が700個以上で、販売開始初日にしてすでに60個を売り上げたと喜んでいます。
収益は全てガールスカウト本部に収められます。
生徒には販売成績に応じてガールスカウトが主催するキャンプの参加資格が得られます。
昨年も彼女はそれを利用して数日間のキャンプに無料で参加しました。
それにしても、女の子たちをこれ程に夢中にさせてしまう組織の戦略に脱帽しています。
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