ダウンタウンの交差点
その界隈にあるメキシカンはグッド!
エベレットのダウンタウンは丘の上に広がっている。
南北に延びる稜線を中心にして、そのすそ野まで官公庁やオフィスビル、飲食店が連なっている。
ダウンタウンといっても、200メートルほどもないこじんまりとした界隈で
のんびりとした空気が流れる。
「のんびり」できるかどうかは、あたりの空気よりも自分自身の心境によるところが多いのだが。
かつてここの裁判所へ、ある資料を取り寄せに来た時にはかなりストレスを抱えていた。
その後、長女の出演するミュージカルとその練習のために毎週数度も通った時には高揚した気分を抑えるに苦労したほど。
この日は、ストレスフリーでゆったりとした時間を楽しませてもらう。
25分と言われたのに、倍近くの出血サービス?!
カークランドにある栄光キリスト教会に招かれ
日曜礼拝の御用(説教の奉仕)をさせて頂きました。
14年ぶりの再訪となりました。
創立者の熊井牧師ご夫妻にもお会いできて
そのご健勝ぶりに
嬉しくなりました。
依頼を頂いたある姉妹からは
「説教の時間は25分間ほどです」と聞かされていたのです。
そこでタイマーをセットして
それに注意して話を進めることにしたんです。
ところが、iPhone は1分もしないで画面が消えてしまうのです。
時々パスワードを打ち込んで再起動させ、タイマーを確認するのですが、
話すことに夢中になっていると
その操作が難しい!
話を終えてタイマーをストップさせたときのものが、
上にある写真です。
アリャ〜、
だいぶオーバーしてしまったじゃあないのぉ〜〜
これで当分、お呼びはかからないでしょう(^○^)
「@@くん、今日はどうだった?」
「大したことないよ〜」
「学校はどうだった?」
「つまらな〜い」
「それでも一つくらいは楽しいこともあるでしょ?
何が一番良かったかな?」
「ランチの時」
「その次は?」
「休み時間」
「その次は?」
「終業ベルが鳴った時」
「……( ̄▽ ̄)……」
「で、」
「ダディはどうだったの?」
「とっても良かったよ。
私が来るのを待っていてくれる人が沢山いるんだ。
私の顔を見るなりどこも大歓迎してくれるんだ。」
「……………フ〜ン…」
「毎日異なるけど
前向きな人たちと会えるって素晴らしいね。
こちらまでエネルギーをもらえるからね」
本稿メルマガ紹介の第1号は、
「本のソムリエ」さん。
この方は毎日のようにメルマガで良質な本を紹介されています。
今回の紹介本は、
「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
(以下がメルマガの内容です)
■ヴァージン・グループの創業者
リチャード ブランソンの自伝です。
ドラッグから夜這い、そして脱税と、
起業したての頃は、
はちゃめちゃといったイメージ。
それでも、レコード販売から、
レコードレーベルを立ち上げ、
事業の基礎を作っていきます。
・1972年3月にリヴァプールのボールド通りに
ヴァージン・レコード・ショップを開店したとき、
最初の一週間で一万ポンドを達成・・・
一週間後は、7000ポンドになり、翌週の売上は3000ポンドに
下がった。夏の盛りには2000ポンドにまで下がり、
何がうまくいっていないのか調べにいった(p136)
■飛躍のきっかけは、
レコードの製造から物流を委託することで
ハイリスク・ハイリターンのビジネスで勝利したこと。
そして、ヴァージン航空を立ち上げたこと。
その間、雑誌を創刊したり、
映画を作ったり、冒険をしたり・・・。
自分の感性でどんどん挑戦していくという
感じでしょうか。
・サイモンと私は製造と物流を委託する方を選択することにした。
これは「プレッシング・アンド・ディストリビューション」・・・
とよばれる、大胆な決断だったが、
成功するには大胆にやるしかないということを、
私は心得ていた(p161)
■後半は、ブリティッシュ・エアウェイズから
営業妨害により
ヴァージン航空が倒産しそうになります。
新しい勢力への旧勢力の圧力は、
日本だけではないのですね。
今もヴァージングループは多角化を進め、
元気に稼いでいるようです。
ブランソンさん、
良い本をありがとうございました。
─────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・いつも僕たちは、両親から”チャレンジ”を課されていた・・・
母は僕たちに独立心を植えつけようとした。
僕が四歳のとき、彼女は家から数キロ離れたところで車を止め、
僕に草原を横切って自分で自宅まで戻るようにといった(p26)
・クリスマス・ツリーを育てたら儲かるかもしれない、
と思った・・裏庭に400本の苗木を植えた。・・
地上に残っていたのは一本か二本の小さな小枝だけで、
ほかは全部ウサギに食べられてしまっていた(p51)
・映画製作のような危険なビジネスは・・・
⇒続きを読む
http://1book.biz/2014/04/15/post-2762.html
「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
リチャード・ブランソン、阪急コミュニケーションズ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4484031027/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★☆☆(77点)
■目次
第1章 チャレンジはわが家の教育
第2章 16歳の試行錯誤
第3章 「スチューデント」がいのち
第4章 ヴァージン・レコード創業
第5章 脱税旅行の豊かな代償
第6章 ショップ、スタジオ、そしてもう1つ
第7章 「チューブラー・ベルズ」大ヒットの顛末
第8章 公私ともどもの綱渡り
第9章 セックス・ピストルズ騒動
第10章 情事、そしてピストルズの分裂
第11章 多面化と不況の嵐
第12章 損益計算書は大逆転
第13章 君は誇大妄想狂だよ
第14章 ヴァージン航空の処女飛行
第15章 大西洋横断へのチャレンジ
第16章 ビッグバンの後はポップを少々
第17章 熱気球とBAと株価大暴落
第18章 ヴァージン・リテールの再編成
第19章 ビジネスも太平洋横断も日本で
第20章 湾岸戦争の人質救出作戦始末
第21章 太平洋横断気球冒険旅行
第22章 私はBAの不倶戴天の敵か
第23章 二つの転換点
第24章 襲撃は警告もなくやってくる
第25章 「ブランソンの気球は爆発するか」
第26章 BAのダーティ・トリックス
第27章 借金とBAとの挟み撃ち
第28章 失ったものと得たもの
(「本のソムリエ」メルマガ引用はここまで)
ヴァージン航空は、シアトル・サンフランシスコ間も就航していて
私もこれまでに何度か利用したことがあります。
機内は薄いピンクの色調に統一されていてメルヘンを感じさせます。
他の会社よりもいち早くwifi環境が整備されたり、
搭乗が流れるようにスムーズであるよう工夫されていたり、
その差別化に感心したのを覚えています。
その航空会社がリチャードという現生する人物一代で出来上がったとは驚きです。
帰国した際に本屋でもし見かけたら購入するでしょう。
サンフランシスコ・ユニオンスクエア
島田牧師と会食。
来月は大きなイベントが控えている島田牧師。
5月初旬の日本のゴールデンウイークには
COG東北教区主催の「みちのく修養会」講師としてのお仕事。
私も家族と一緒に毎年夏に回っている東北地区の教会が一堂に会しての聖会。
私の
「お母様」
「お姉さま」
「弟」
「妹君」たちに
お会いできるとはうらやましい限り。
もう一つの島田先生のイベントとは
地中海ソプラノ歌手の工藤篤子さんをお招きしての
コンサート。
シアトルでの公演も試みたのだが、
時期早々らしく今年は実現しなかった。
それにしても、工藤さんの歌声は尋常ではない。
この世のものとは思えず、まさに天が与えた天使の声。
5月24日(土曜)が
島田牧師のサンロレンゾ日本人教会での
工藤篤子コンサート公演の日。
せめてその日にあわせてサンフランシスコ訪問の機会を探るとしよう。
PS.
東北教区の私の家族4名を続柄で列記しましたが、
果たして誰のことでしょうか?
正解者には漏れなく、素敵な賞品を送ります。
高松城を湖に沈めんがために長大な堤防を建設中に
秀吉が黒田官兵衛に次のように言っている。
「世を動かすのは、これだ」
と、秀吉は言った。これ、というのは人間の欲望を指している。
秀吉は人間の欲望を刺激した。
すると水が低きへ流れを変えるように、
秀吉の思うがままの方向に人間どもは動き出した。
世を動かすの原理は人間の欲望である、ということを、
秀吉は年少のころから勘づいていたが、その証拠として、
これほど壮大な規模で目の前にくりひろげてくれた光景は
彼自身もはじめて見た。興奮しきっていた。
「官兵衛。デウスは愛であるというたな」
「申しました」
官兵衛はうなずいた。
この切支丹宗徒の発想では宇宙には唯一神デウスがおわす。
その唯一神の作用は愛であるという。
愛をもって万物を創造し、生かしめておられる。
これほど巨大な力の存在を、
天竺人も唐人も日本人もかつての発見したであろうか。
東洋の神仏は幾千幾万も存在し、それぞれ小さな機能をもつに過ぎないが、
このデウスという造物主、
絶対者、唯一神は、天を蔽い、地を蔽い、
人間を創造し、人間に君臨し、
善悪をただし、善は天国へ、悪は地獄へ送る。
何とすばらしい力であろう。
その唯一神が人間を統一している作用は、愛である。
もし人間の帝王にして唯一神の愛を身につけるとすれば、
唯一神と同様の作用を人間どもにおよぼすことができるのではないか。
つまり、愛という神の原理さえ身につければ
この地上を統一できるのではあるまいか。
官兵衛は宗徒としての立場からそのように秀吉に説いてきた。
聡明な秀吉は、それをよく理解した。
もっともその理解の仕方は秀吉流の、
ひどく非宗教的な、
いわば形而下的で現実くさい理解のしかたにすぎなかったが。
その証拠に秀吉はいま、ーーー世を動かすのは欲望だ。
と、官兵衛に異を立てるようなことをいった。
愛よりも欲望ではないか、と秀吉はいうのである。
「さに候わず」
と、官兵衛はいった。
愛でござる。
原理は愛でござる。……………
(司馬遼太郎・太閤記)
この日のサンフランシスコは珍しく雨。
ゴンドラが走るパウエル通り。
今週はアクシデントが多い。
不可抗力の中でどうにもならない状態に追いやられた。
予定通り、計画通りに事が運ばないと
かつては大きなストレスを感じ、失望し、時には自暴自棄となった事もあったと思う。
そんな自分は、完璧主義者だったのだと思う。
いつの頃からか、その完璧主義を捨てることができるようになって
気持ちに余裕が出るようになった。
「100%でなく、80%でも出来れば良いんだ。それで合格点。」
そんなつもりでいる。
人のすることに完全なんてあり得ないし、
他者にそれを求めるのは、さらにナンセンス。
もし上手く事が運んだら、もちろんうれしい。
だがたとい上手くいかなかったとしても、
その失敗なり不出来さを、十分に味わってみよう、
そんな構えが最近出来上がって来たような感じがする。
マイナスと感じる状況下でも、神様は私にレッスンを与えることのできるお方。
その中からでしか与えられ様のない恵みがあるはずだから。
今まで確かにその恵みを経験してきた。
順調な時よりも、逆境の時に絶大な恵みが与えられて来たのだから。
「強くあれ。雄々しくあれ。
恐れてはならない。おののいてはならない。
あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、
あなたとともにあるからである。」
ヨシュア1:9
先日はこの聖書の言葉が
イスラエルの人々にとっていかに重厚な意味を持ったものであったかを述べた。
彼らに取ってそれは観念でなく、生死存亡を賭けた言葉である。
私たちも危急のとき、恐れに取り付かれ、心くじけそうなとき
天を見上げることは、単なる気休めでなく実態となる。
数日前もそんな試練の場に立たされたことがあった。
オークランド空港に降り立ったのだが、
預けたスーツケース2個のうち1つが届かないのである。
それがなければカリフォルニアにやって来た意味はなくなる。
仕事は何一つできない。
事務室で紛失手続きを終えてから、
レンタカーを手配しに行き、
再び戻ってきてシアトルからの最終フライトの手荷物を探してみた。
やはり、出てこない。
「主よ」
「主よ」
「主よ」
言葉短く、天を仰ぐ他できない。
午前12時を過ぎてホテルにチェックイン。
午前2時07分に携帯電話が鳴り響く。
手荷物事務室のCLIFFからで、スーツケースが見つかったと言う。
発見次第、至急連絡をくれとお願いしていた通りに彼は動いてくれた。
彼は申し訳なさそうに、私といっしょに荷物を探してくれもした。
これまでの経験則かれすれば例外だ。
空港で顧客の紛失荷物を依頼通りに扱ってくれたことはない。
ヨルダンのアンマン空港では持っていない振りまでされた。
さらに翌朝のことだ。
早速空港まで荷物を受け取りに行く際、
トランクに車の鍵を残したまま扉を閉めてしまった。
あっ!!!!!!!
と気づいたときにはすでに遅く、
どうあがいてもどこのドアも開かない。
もちろんそのような初歩的ミスを避ける方法を通常はしている。
このときも、トランク・ドアの蝶番のところにカギを置いたのだった。
自分の車ならたといドアを閉じようとしても、カギがあるので閉じれない。
だが、このレンタカーはすっぽりと閉じてしまった。
ここのときも、
「主よ」
「主よ」
「主よ」
ただ天を見上げるばかり。
サービストラックが来て、
カギを取り戻してくれるまで2時間ほどのロス。
その時間的損失はこの場合、大きなものであった。
先回のカリフォルニア遠征では腰痛のため亀のような動きしかできず、
今回はこうしていくつものアクシデントに見舞われた。
その度に天を仰ぐしかない。
恐れているからこそ、
「恐れるな」との言葉が響く。
一人ぼっちで頼りなく感じるからこそ、
「わたしがあなたとともにいる」との約束が力となる。
ベルビューのとあるホテルで朝食
シアトルのN牧師の紹介で、昨日日本から飛来されたH牧師と会食。
引きこもりのミニストリーを手がけておられて、
この9月にも30人の人々を引率されて来米された。
そのときはサンディエゴからシアトルまで北上、
その後アイダホ方面まで東に進む、
数台のレンタカーを駆使しての米国縦断旅行。
宿泊は知り合いの牧師たちにに頼んで
寝袋を持参しての教会での雑魚ね。
あえて「引きこもらせない」毎日で
彼らは自然と変えられていったそうです。
来年春にはフィリピンの貧困地区まで彼らと同行するそうです。
ミャンマーからの移民は就学の機会がないため、
彼らのための学校を作るプロジェクトを始め、
すでに資金は与えられて建設業者を探している段階。
宿泊は、野外の地面にそのまま野宿。
「気候が寒くないのでそれができる、
私がそのようにして寝るのだから、誰も文句言えないんですよ。」
そのように笑いながら言われたH牧師は
白髪のよく似合う70歳前後とお見受けしました。
たった今、
その引きこもりの若者たちを教会スタッフとともに米国で生活させるための
シェアハウス物件を探しにオレゴン・ユージン間で出かけておられる。
「ビジョン」
「年齢」
「行動力」
「規制枠」
「柔軟性」
「愛」
これらのキーワードが私の中で去来している。
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