中学校1年生のクラス
右端に立っている英語教師Dennisの助手として英会話教室で教える長女
この夏にモンタナ州へ研修旅行する11名の中学生たちのために
事前研修が開かれている教育委員会の会議室を訪問。
町の教育行政の一環として
今年が最初の短期留学プロジェクト。
プロジェクト・リーダーのK氏にお会いして
これまでの経緯を伺う。
補正予算を組んでから、一人でモンタナ州まで視察に出かけ
ここまでの準備を重ねて来られたこと。
今回が成功したなら、
来年は20名ほどに参加者を倍増したいことなど。
費用面、歴史学習、現代日本との結びつき、
ホームステイによる異文化体験や地元の中学生たちとの交流といった各種の側面を考えても、
シアトルの適性をアピール!
今回は飛行機乗り継ぎのため、2時間ばかり
ダウンタウンのパイクプレイス・マーケットを観光するらしい。
その時は同行させていただくが
来年は全期間をシアトルとしていただきたい。
中学登校初日、娘は屈託なとも私はひどく緊張していた
自転車での約15分での通学
子供の中学校体験学習に関して
この日には町役場に町長を表敬訪問。
気さくな渡邊町長は私たちに1時間ほどの時間を割いてくださり、
ケネディ大統領狙撃犯の秘話までお話くださった。
明美が日本語を殆ど解さないことが分かると
英語に切り替えてお話くださった。
町長のお孫さんのJ君は
息子と同クラスの最大の友人でもある。
その後、教育長を訪問。
大江町ではこの年初めての企画として
11人の中学生を公費海外留学させる。
滞在先はモンタナ州。
飛行機の乗り継ぎのためシアトルにも立ち寄るらしい。
日系人の歴史や現在の日本との結びつき
マリナーズ観戦や観光と言った観点からも
断然、シアトルに滞在された方が魅力あるものになることをアピール。
どうぞ大江町の皆さん、
来年はシアトルにおいで下さい!
我が家での裏庭で歓迎BBQにお招きです^_^
この街では、
5年生が終わると小学校を卒業する。
その卒業式もいたって簡易でカジュアル。
生徒らはもちろん普段着だし
入退場の時はあったものの
送辞や答辞の類は一切なく
校長の言葉だけが鳴り響く。
メインの出し物といえば何と言っても
卒業生一人ひとりの今と昔の写真がスライドショーされたこと。
その100名となる各人とイベントでのグループ写真を
パワポでまとめ上げる仕事を家内が受け持った。
この日までは毎晩徹夜のようにその仕事に励んでいた。
卒業証書を手渡されていたけれど
長男の中学校へ進むという気構えはホトホト怪しげに見えて仕方ない。
いやはや、そんな「気構え」云々を論じること自体が
この国では意味をなさないようだ。
卒業の打ち上げとばかりに
その日も裏庭で長男と1対1のサッカー対決。
中学校の長女の終業式。
「式」というには語弊がある。
日本のように神妙に校長先生の訓示を伺い 、
各クラスに帰ったあと、担任から通知表を受け取って
そのあと桜餅を食べて、、、、
こうした日本の習慣が懐かしい。
この国では
エンターテイナーにふんした教師が先ず壇上に立って
「どーしたことか。
予定の司会者が見つからないんだ。」
そんな見え透いた寸劇をしては
会場内に笑を誘う。
それで渋滞に巻き込まれた事になっている
司会者達8名ほどにバトンタッチしたあとは、
タレントショウが始まる。
完全なエンターテイメント( ^ω^ )
長女のバンドはトップバッターで登場。
このバンド練習を毎週友人宅で繰り返し、
昨夜は泊まり込んでの猛練習であったようだ。
楽しまなければ進級もできない、
そんな雰囲気のシアトルガールズ中学生白書であった。
先日、長女の明美がリサイタルに出場しました。
そのためのリハーサルをピアニストとバイオリストと一緒にした動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=w2bzr-w1vLY&list=UU26uMvfyUATgPu50CA9AJfg&feature=player_detailpage
"You Raise Me Up"
When I am down and, oh my soul, so weary;
When troubles come and my heart burdened be;
Then, I am still and wait here in the silence,
Until you come and sit awhile with me.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
There is no life - no life without its hunger;
Each restless heart beats so imperfectly;
But when you come and I am filled with wonder,
Sometimes, I think I glimpse eternity.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up... To more than I can be.
You raise me up... To more than I can be.
湖畔の夜明け~オレゴン・トリップから
本日から進学年度が始まる。
長男は小学5年生へ。
小学校最終学年である。
集団登校のないこの地区では、車で送迎しない限り、
親が学校まで送っていくことになる。
車送迎をねだり、他の子供たちのようにせよとせがむ長男であるが、
私は首を縦に振らない。
「山形の小学生たちを見よ。
お前より3倍も遠い道を酷暑の中、歩いているではないか」
自ら体験している分だけ、
このフレイズには説得力があり、以後反論はしなくなった。
家から一歩離れると、車に乗る生活が普通のここの社会では、
大人も子供も意識しなくては、歩くことが極端に減って来る。
「歩くことで新鮮な朝の空気を体内に取り込み、
有酸素運動が脳への血流をうがなし、勉強への良い準備となる。」
と、信じている頑固なオヤジでした。
教頭先生に案内されて、初めての教室に。
ランドセルを背負って、初めての登校日。
写真を整理していたら、3年ほど前の日本滞在時のものが出てきました。
この年、山形の小学校へ子供たちを体験入学させるために連れて行ったんでした。
彼らのランドセル姿を見るのが、私のわがままな野望でもありました。
毎日酷暑の中を、20分ほどかけて登校するのは、米国にない試練。
日本語の環境で勉強するのも、米国ではありえない世界。
たくさんのお友達を作って、貴重な体験の数々。
その時は厳しさの方しか感じられなかった体験入学も、彼らの中で肥やしとなっていると信じています。
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