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病気により仕事を休むことになった場合。
会社にお勤めの場合には、多くの場合、病気療養による休職とある程度の収入を保証する傷病手当金制度がある…ということすら知らない…または思いつかない状況にある方が少なくありません。
病院でも職場でもこういったことが説明されないということが重なるケースも見かけます。
『なんかそんなのがあったなあ〜』
という方がご本人の周りにも増えると良いのかもしれない。
年に2回のひとり暮らしのカフェタイム。
今回は シニアサポート北陸 さんから身元保証についてお話しいただきました。
ものすごく簡単に言うと、
後見人はご本人の代わり。
身元保証人は家族の代わり。
ただし、どちらも介護は含みません。
施設や病院が身元保証人に求めること
・緊急連絡
・医療同意
・生活支援
・残置物の撤去
・連帯保証人
・亡くなられた後の引き取り、葬儀、納骨
これまでは親族の方が担うのが当たり前…だったと思います。
でも実際には親族の方も、遠方、時には海外に在住だったり、さまざまな関係性など、そうもいかない状況が少なくありません。
まずは、こういう状況がありうるというところからスタートして、それに備えることができると安心ですね。
今回も参加者さんから『安心した』という声がいくつか聞かれました。
どうしたらいい?については、お住まいの地域包括支援センター、病院のがん相談支援センターに『こう言う場合のこと考えたい』とおっしゃってみてくださいね。
シニアサポート北陸さんは身元保証を代行する業者さんを利用する場合は、いくつかお話を聞いて費用など自分に合ったところを選ぶとよいとおっしゃっていました。
もし、うまくいかなくてもあきらめないで、その時ははなうめにご一報、または、がんと暮らしのカフェタイムにお越しください。
今月のがんと暮らしのカフェタイムは治療を終えて社会復帰する時のコツがテーマ。
ソーシャルワーカーの久村さんが担当ですが、お休みのため、ピンチヒッターとしてナース木村がお話しさせていただきました。
会社側から上手に配慮を引き出すよう、医療や会社と上手にコミュニケーションをとっていく必要があります。
今日は実際に職場復帰した経験のあるピアサポーターさんからの経験談もありました。
具体的にどうしたら?というときは、こういう経験談もいいですね。
また、はなうめはもちろん、がん相談支援センターや社労士さんの就労相談を活用するのもおすすめです。
今月のがんと暮らしのカフェタイムは、がんという病気そのもによって、または、治療の後遺症などによって、これまで通りの生活ができなくなったときのことを皆さんと一緒に考えました。
社会保険労務士の名越睦子さんによるミニレクチャーで障害年金について学びながら、気になるところを確認したり、自分の場合はどうなの?ということ、申請するとしたらまず誰にどう言ったらいいの?ということなどを話し合いました。
専門職に個別で相談する感じになることもありますが、今日は参加者さんも一緒に作戦会議という流れになりました。
会の終わりには、また来月報告し会おうねと。
・次にする具体的な行動を持って帰ることができる
・専門職だけではなく、同じような立場にある人も一緒に知恵を出し合うので、より現実的
・一緒に頑張っている感と結果をシェアできる場が確保されている
こういうのもがんサロンの良いところだなーと思います。
今日の資料ははなうめにありますので、気になる方はお寄りください。
来月のテーマは「職場復帰が心配です」ということについて、ミニレクチャーとまた皆さんと一緒にあれこれ考えていきます。
テーマに直接関係ないけど、がんと暮らしについてモヤモヤしている方もぜひ!
医療費控除とは?
ある一定の要件を満たした場合、一定の金額を所得から引いてから税金を計算することを所得控除といいます。
所得控除にもいろいろあるのですが、医療費の支払いの一部を所得から引くことを医療費控除といいます。
医療費控除というと、医療費の一部が返ってくると思っている方もいらっしゃるのですが、
税金を計算するもとになる額から、必要経費を引いて計算するという考えです。
医療費控除についてはこちらをご参照ください。
「医療費控除」がん制度ドックより
いつも話題になるポイントをちょっとだけ。。。
・その年に申請できなくても5年遡れます。
・同居の有無にかかわらず、生活費を共にする親族の医療費が対象となる
・医療費控除の計算をするにあたり、医療費補填金を実際に支払った医療費から差し引く必要がありますが、がんと診断されたときに支給されるもの(健康回復給付金といわれるもの)は医療費の補填を目的としていないため、差し引く必要はありません。
このテーマ。
他のテーマの時にはない盛り上がりを見せるんですよね。
なぜかみなさんがたくましく見えます。
できないところを補う制度ではなく、がんばったところ(医療費かかった治療や検査)が反省される制度だからかもしれませんね。
医療費控除について戸惑うところがありましたら、がんと暮らしのカフェタイムでご相談ください。
がんと暮らしのカフェタイムは半年で一周するテーマを学びながら、参加者さんの困りごとや疑問、時にはこんな工夫したよという体験談も共有しながら過ごす時間です。
今回は社会保険労務士の小矢田さんから傷病手当金や失業保険についてレクチャーがありました。
これまでも、何度も一緒に学んできたテーマですが、回を重ねるごとに『こんな場合どうする?』も増えて、新たな学びがあります。
今回のポイント
・2022年1月1日以降、傷病手当金の受給は通算1年半になる(ただしそれ以前から受給している方にも以降措置あり)。
・傷病手当金は退職後も支給されるが、その場合医師による働けない状態にあることの証明のみが根拠になるので、受診間隔など、注意が必要となることがある。
・傷病手当金の受給中の収入について、場合によっては受給が止まることもあるので、心配な場合は社労士に相談を。
・傷病手当金の受給には出勤できない日が3日連続で必要ですが、土日祝日がそれに含まれるかどうかについては各職場で確認が必要。
・失業保険は今すぐ働ける人の収入を保証するものなので、療養中ですぐ働けない場合は延長の手続きが必要。
(最後のふたつは後日追記しました。)
みなさんとお勉強した後は、心配方を共有したり、医療ソーシャルワーカーやファイナンシャルプランナー、社会保険労務士それぞれに個別に相談したり。
この時間をたくさんの方に活用していただきたいです^_^
厚生労働省受託事業石川キャリア形成サポートセンターのサービスを利用して、はなうめでキャリアコンサルティングを受けることができます。
キャリアコンサルティングとは…
一人ひとりに寄り添い、主体的なキャリア形成をサポート
労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。
(中略)
キャリア形成支援の専門家であるキャリアコンサルタントとの面談を通じて、自分が置かれた状況、与えられた役割、働き方や働く意味・目的など、多面的に自己理解を深め、節目ごとにキャリアを充実するためには何が必要かを考えていきます。
ーキャリア形成サポートセンターホームページよりー
がんという人生の節目に、自分の体調や治療のスケジュールなど自分の置かれる状況や働くことの目的や意味といった価値観が変化したかもしれません。
また、自分の‘つよみ’が何なのかを見失ったり、‘興味、好きなこと’をあきらめてしまうかたも少なくないと思います。
はなうめでは、8月のがんと暮らしのカフェタイムで、
ジョブカードを使って自分の興味やつよみを知り、キャリアコンサルタントと一緒に、これからの「はたらく」について考えました。
実は、この時の参加者さんを中心に何人かの方にはキャリアコンサルティングを体験していただいていますが、「これまで」「いま」「これから」のことを整理するプロセスで、得意なことや本当は好きなこと、チャレンジしたいことを思い出し、背中を押されるような体験をされているようです。
特に相談日は設けず、その都度キャリアコンサルタントとの日程を調整します。ご希望の方はスタッフまでお申し出ください。
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