【ツールドおきなわ】 朝焼けの中をスタートした。 今は、夕焼けに包まれている。 ゴールまでは、もう1つ峠を越えなくてはならない。ところで、ロードバイクのサドルは小さくて硬い。 柔らかいサドルはいくらでもある。 では、なぜ使用しないのか? 答えは、小さいサドルのほうがこぎやすいからだ。 お尻の痛みは我慢しても問題ないが、足が攣ったら前に進めない。 どっちを選ぶ? 僕は前に進む。
【ツールドおきなわ】 やんばるの坂道が始まった。 スポーツジムでは、ランニングマシンに斜度をつけて走っている。 通常は30分。気分がのれば1時間。 だが、そんなものではない。午後は坂道ばかりだと覚悟はしていた。 その覚悟がさらに甘かった。 トレーナがいたらこういうのだろう。 「次の1時間は登りね」・・・「終わった?じゃあ、それをあと4セット、がんばって!」 TOP集団は既に見えない。
【ツールドおきなわ】 昼食を終えての休憩。 休憩ポイントでの栄養補給や、塩分・水分の補給は重要な要素。 大会で支給される昼食以外にも、サプリや行動食を持参する選手も多い。 次のスタート時間が迫る。 しかし、まだ到着していない選手もいるのだ。
スタートして4時間を経過した。 ミーニシが吹き荒れる海沿いの北上を終え、本島最北端の「奥」へ向かう上り坂が始まる。 上り坂では、ロード野郎(女性含む)の脚力に差をつけられてしまう。 徐々に息が上がり始める。 【ミーニシ】新北風。“みー”は「新しい」という意味。“にし”は「北」と言う意味。 沖縄の冬は冷たい北風が吹く。 ミーニシは北風の始まりを表している。
【ツールドおきなわ】 トップ集団に程近い位置からスタートした117番高橋君と僕は、2時間45分を経過した時点でもトップが見える位置を走っていた。 走行ペースは、計4回の単独練習中に経験したことのないハイペース。 このポジションでは、周りにいる男女は全て自転車愛好家かレース好きな人たちと思われる。 サイクリングとは名ばかりの、とんでもない競技に参加してしまったようだ。
【ツールドおきなわ】 沖縄センチュリーライドのスタート地点、名護市民会館前に、全国から集まった勇者達が集結した。昨日は、また喉の状態が悪くなり、ビタミンCを大量に摂取した。 また、飲んではいけない量の風邪薬と栄養ドリンクを飲み込んだ。 そのおかげなのか、朝には熱が下がっていた。走れると言うことだ。 スタートまで30分を切った。 本格的なロードレーサーの中で、小径のMV3が黒く光っていた。
【ツールドおきなわ】 数々の激励&ご心配のメールありがとうございます。 出走前夜まで発熱がありましたが、ビタミン5本、風邪薬3人前のドーピングの成果により、出走しました。 沖縄本島1周コースは、想像を絶する過酷なコースで、サイクリングとは名ばかりの限界を超えたツッパリ合いの2日間でした。 しかしながら、全行程の1/4以上をトップ集団にくらいつくという暴挙を残し、完走しました。 個別に対応する方法がなく、ブログにてご報告失礼いたします。現在、新しいチャレンジのための打ち合わせで那覇に滞在中です。 明日中に帰阪し、その後出張に明け暮れる予定です。 写真での報告は、またいずれ。まずは、謝謝!
【ツールドおきなわ】 病人らしい生活は終わり。 ここからは、豪快なアウトドアマンを演ずるのだ。 まずは、いつものバー2件へ。 極上のアウトローと、極上のラムのお出迎え。 いやー、飲んだ飲んだ。 咳をするのを忘れるほど・・・。
【ツールドおきなわ】 今夜、沖縄へ飛ぶ。 ルイガノは分解して肩からかついで行く。 自転車には、点滴用の支柱と酸素ボンベを取り付けた(uso)昔、気管支炎になったとき、マイアミに行ったら治った。 沖縄も似たようなものだろ ^^明日は、移動と選手登録。 土日が本番。 楽しいサイクリング GO!GO!
11月14日(火)〜19日(日)、渋谷のギャラリー・ルデコで写真家の阿邊山未良巳さんと画家の伊東孝志さんの二人展が開催されます。 伊東画伯は、サバニ「ニヌハ」チームの中心メンバー 。 近い将来、琉球古式マーラン船の建造をして大航海を目論む仲間だ。 彼の描く繊細な風景を、ぜひ見てもらいたい。もちろん、僕も乱入予定です。