2年前のGWに、バカ騒ぎをやった伝説ツアーがある。 その場所、ニンジンが名産の津堅島に上陸だ。ニンジンの建物が売店なのだ。 「腹へったなー。あれ?売店閉まってるの@@!」 「んじゃ、トイレを借りて・・・。 あ゛〜、くもの巣だらけで真っ暗。」わざわざ上陸したのに、結局タチションかよぉ^^!
にいぶい村のある浜比嘉島を出発し、浮原島、南浮原島を左に見ながら南下する。 津堅島の周辺では、もずく漁の船がたくさん出ている。 晴天! 波はほとんどなく、いい感じ。 広い海に、一人だけと言うのがさらにいい。 どんどん、進もう!
ニンバスのルータスを借りた。 ・・・といっても、人は誰もいない。 自分で浜まで運び、出発準備をする。 南の風は吹いているが、そう強くはない。 外洋のうねりも入っていないようだ。 天候は夜には崩れそうだが、日中はもちそうだ。 スポーツドリンク、水、カメラ、トイレットペーパー、ライフ・ジャケット。 装備も完璧だ。ルータスは、566.4cmの長いシーカヤック。 速いし操縦性もいい。 鋭いバウは波に潜り易いが、波を突き破って浮上してくるところがカッコイイ。 追い波でも安定しているのだ、カサラノよりは断然扱いやすいのだ。
今回の足はラングラー。 雑でワイルドな車。 現在JEEPが米軍に採用されていることはないが、ミリタリーの雰囲気はある。天気は良好。 ホロもたたんだ。 スピードは出なくても、潮風が全てを忘れさせてくれる。まずは、にいぶい村へ行こうかな。
那覇の国際通りを歩いていたら、観光客に間違われて、アロハの専門店に引っ張り込まれた。 まっ、見るだけね。 なになに、裏生地使い、ダブルステッチ、ポケットの柄あわせ、竹ボタンetc・・・・。 あのね、そんなにこだわって作っても、誰も判らないってば! いいよ、僕が買うよぉ。
沖縄に向かうために関西空港へ。 関西空港では、2007年8月2日に第2滑走路がオープンする。 空港施設は、今もまったく無人の場所があり、とてももう1本の滑走路が必要なようには見えない。 第2滑走路は、第1滑走路と並行しているので、横風用の滑走路とも違う。 じゃあ、なぜ必要なのか? 埋め立てた地盤の沈下が、予想以上に激しかったために、その改修工事をする期間に滑走路が必要だからに違いない。 沈下の予測はできなかったのだろうか? これもできていたに違いない。 数ある予測数値の中から甘い数値を選択することで、1期工事(これで終わりのはず)の承認を得ていたのだろう。 そうして、いいかげんなものを1本作れば、2本目の滑走路が必要になる。越後屋、そちも悪じゃのぉ。 いやいや、お代官様ほどでは・・・。 ふっ、ふっ、ふっ。。。
夜の東京の街をジェット・ヘリで散歩する。 そのヘリが、200mphで移動できるブルーサンダーだったら? 上層階にあるスポーツジムでは、金髪の美人が窓に面したランニング・マシンの上を走っている。 「ウィスパー・モード」に切り替えて、翼音を消して近づき「こんにちわぁ!」と、手を振るのはどうだろう。いやいや、くだらないことを考えている場合ではない。 エアロバイクに入力する年齢を、18歳と偽ったものだから大変だ。 目標心拍数は、最初から162に設定されてしまった。 なかなか上昇しない僕の心拍数に痺れを切らしたマシンは、どんどん抵抗値を増やしていく。 いまや、抵抗値は230Wを超えている。 ペダルは何かが取り憑いたように重い。 とてもサドルに座っていられる状況ではない。 ヒルクライムで勝負をかけるロードレーサーのように、立ち上がってペダルを踏みつける。 心拍数が目標に達してしばらくすると、僕の周りの床は汗で水溜りができていた。 相手が機械でも、ウソをつくのはよくない。 ウソは妄想の原因になる。 モヒートまで、あと35分。