これは、僕がデザインに使用するお絵描きAIの話ではありません。
Chat GPT-4では、画像を認識する機能が追加されたとか、長文が理解できるとか言う報道があったが、未だにそれらは実現していない。
あの報道は、何だったのだ!?という感じだ。
今日の実験は、画像を認識する事のできる Mini GPT-4。
早速、最初のイラストを説明させてみた。
すると、この画像の内容を完全に理解しているようだ。
ここまでは、驚きはしない。
驚愕したのはここからだ、僕の腰椎のMRI画像を読ませてみた。
最初はヒントを与えずに、「診断せよ」としてみたが、情報不足だという回答だった。
そこで、ヒントを与えてみた。
画像は、腰椎L4/5の問題を示しているが、僕はL3/4の画像だと不正確なヒントを与えた。
This is an MRI image of the lumbar spine between L3 L4.
Can you diagnose the cause of the numbness in the left leg?
しかし、Mini GPT-4はそれに惑わされることなく、L4/5の問題点を正確に指摘してきた。
Based on the MRI image, it appears that there is a herniated disc at the L4-L5 level, which is causing compression of the left L5 nerve root. This can cause numbness and pain in the left leg.
ついでに、L1/2の間隔が狭いことを問いかけてみた。
これに関しても、恐らく相応の「診断」をしてきた。
A narrow space between the lumbar vertebrae L1 and L2 can potentially be a problem as it may impinge on the spinal canal or nerve roots. However, the image provided does not show any significant narrowing or impingement that would cause concern. The image shows a normal lumbar spine with no significant abnormalities.
つまり、画像認識に関して初歩的なAIだと思っていたMini GPT-4は、すでに一部の医療診断が可能な状態になっている。
AIの世界では、1ヶ月の進化は凄まじい。
したがって、レントゲンやMRIの画像をもとに、診断や治療方法、あるいは手術の術式までをアドバイスできるようになる。
それは、間もなくだ。
世の中はとてつもなく大きく変化している。