突然、奇妙な売り物を見つけた。先日のCornish Crabber24と、Minor29を足して1/3にしたようなキュートな船体。99年に輸入されたコンリー21というドイツの艇らしい。クルザーでありながら、ヨットでもある。ヤンマー2GMのエンジンが積まれ、GPSなども装備。やばい。やばい。
コーニッシュ・クラバーは美しい船だった。海賊を目指す僕にとって、22〜24feetのサイズで帆船を感じさせてくれる船は最高だ。しかし、性能面がどうも・・・。「かっこよくて速い」乗り物の原点はここにある。謎が解けた夜でREBECCAの正体が往年のColumbia 22 であることは判っている。やはり、Columbiaの後任はColumbiaか?ここにもまた、海賊への道が隠されていそうだ。写真は最新型のColumbia30。スカルマークのスピンネーカーが泣かせるぜ。
Cornish Crabberの実艇があるという、OPヨットを訪問。Gaff Ringでないのが残念だが、大変大切にされていた艇なのだろう。素晴らしいコンディションだ。サントピア・マリーナのかわいらしい木造艇も見学してきた。古い構造の船は、スピードの性能は劣るが、何とも言えない美しさがある。
伊東画伯が 「もういちどBE-PAL」 に執筆中のチーム・ニヌハ奮戦記がついに完結した。同じレースを違う視点から見ることができてとても楽しい。 「ニヌハ2最後の戦い」 と読み比べると楽しさ倍増なのだ!伊東画伯バンザイ! ヽ(^o^)丿
6月のサバニレースでガーミンのGPSに記録された軌跡の中から、レース当日のものだけをホーボー・ジュンが引っ張り出してくれた。データをGoogle Earthの地球にドラッグすると、地球の中に軌跡が現れる凄い機能。「僕らの冒険は地球規模なのか?」と、錯覚させてくれる。・・・おっと、南に流されているぞ。
コーンウォールの蟹漁師と名づけられたこのシリーズ。美しさでは24フィートのモノが良さそうだ。しかし、22フィートのものは、4×4があればトレーラーで移動でき、その上なんと砂浜に”上陸”できるらしい。まるで、サバニか? マーラン船か?ロングキールのなせる業!現在、ウチに来社された会社社長様達には、必ず「共同オーナー」への出資をお願いすることにした。 ようこそ、いらっしゃいませ!^。^この海賊船で、僕と冒険の旅をしましょう! 海賊船の動画はこちらから
由良瀬戸(友ヶ島水道) ?由良瀬戸を通過しようとする船舶は、北緯34度15.9分の線と、北緯34度17.9分の線との間におい ては、東経134度58.8分の線から150 m以上離れた右側を航行すること。?由良瀬戸を経て大阪湾を北航しようとする船舶及び大阪湾を南航して由良瀬戸に向かおうとす船 舶は、洲本沖灯浮標(北緯34度21.3分、東経135度00.5分概位)を左舷側に見て航行すること。小島のような大型船舶が行き交う友ヶ島水道。潮流も速いこの場所を、小さなREBECCAで横断するのは、なかなか勇気がいる。この時間は、大阪湾から流れ出す下げ潮が入っている。下げが入ると、海は茶色く変色し、ゴミや泡が辺りを埋め尽くす。美しい海を期待してここまで走ったが、とんでもない現実を叩き付けられた。
久しぶりにREBECCAで2日間のクルージングに出かけた。クルーも少しずつ、帆走の技術を身につけてきている。今後のREBECCAのあり方について考えてみた。レース艇のような道を歩むのか?豪華なクルージング艇を目指すのか?だいたいの答えが見えてきた。ぼくが選択する車と同様、何もかもを捨てたバリバリのレース艇は必要ない。見て美しく、速く、操縦して心地よく・・・。その中でも、一番重要視すべき点は何だろうか?僕の場合、間違いなく見て美しい事なのだ。サバニも結局は美しいものが速い。感覚的に美しいものは、優れている。今、目に留まっているのは、「CORNISH CRABBERS」 特に「Crebber-24 Gaff Ring」にはやられている。小型ではあるが、ヨットと言うよりは帆船と表現したほうがいい。一般的にこういったロングキールの船は遅いとされている。だが、この形はたまらない。この帆船を、ジャック・スパロウよろしく華麗に走らせるのはどうだろう?まずは技術だ。圧倒的に技術が足りない。いかなる条件下でも迅速に対応できる技術が欲しい。これはやはり、レースの中で学ぶ以外にないのだろうか?趣味じゃないんだがなぁ。。。