明日からはニヌハチームの練習会。 今年は、新艇ニヌハ3を、どこまで使いこなせるかがポイントだ。 道のりは厳しい。 漕ぎ手として、僕の体がどこまで使い物になるのかどうかも試すことになる。 さて、暴れてくるぜ!
低気圧が居座り、外洋は強風・高波。 そんな中でも海が見たくなることもある。 世古マスターとともに、改造中のアルカディアを保管している和歌山県海南市大崎へ。 豪華装備の船内で語らう。 そんな休日もいいものだ。
先日の「ザ!鉄腕!! DASH!!」は見てくれたかな? 我がニヌハ・チームの最速沖縄サバニ「ニヌハ2」と我らのチームリーダー忠さんがたっぷりと出演したのだ。 見ていない人のために、ほんのちょっとだけ・・・ この船、速いのです! 乗りたい人は、「沖縄カヤックセンター」まで連絡をもらえれば、ツアーを組んでもらえるぞい。
関西でも雪! 早朝の景色は、窓から外が真っ白だ。 こんな日は、一日中家の中にいるのか? あるいは、こんな日にしか見れない景色を見に行くのか? 路面の雪が融けるのを待って、いつものトレッキングコースへ。 そう、僕は明確に後者だ。 都会に居ながら冬山を歩けるなんて、幸せだと思わないか?
忠さんが作成したエーク。 使う人の技量やパワーに合わせて、幾つもの図面が用意されている。 また、材の制限から仕上がりサイズが決まる場合もある。 同じものは2度と作れない。 吊るしではなく、カスタムやワンオフの作品は、そういう価値のあるものなのだ。 一番手前が、モッコクで作られた僕のエーク。 重い材を削り込み、可能な限り軽く仕上げている。 ブレード幅は、今までで最大。 非常に戦闘的な形状に仕上がっている。 手で握ると、日本刀を持った武士のように、背筋が伸びる気がする。 魂が込められた作品であることは、触れた瞬間に感じることができる。 僕はこのエークを持ち帰り、桐油を入れる作業を継続することにした。 握りの2か所には、日本刀の柄の部分のような糸を巻きたいと思っている。 糸は、近所の日本刀専門店で入手可能かもしれない。
今日は那覇空港南の瀬長島からスタート。 昨夜の改良で、帆の性能はほぼ完璧になった。 この状態で製品化しても大丈夫そうだ。 動画は、全く漕いでいない状態で撮影したもの。 追い風から風上45度まで、驚くほどの性能を示している。
フェザークラフトK2用の最新型セーリングキットとして、ダグが試作したサバニ型セール。 今日はそのテスト。 もちろん、オリジナルは忠さんのデザインだが、完璧にコピーされているわけではない。 どうも、調整がおもわしくない。 ドラフト量が強すぎて、上りで使い物にならない。 そこで、調整を試みた。 午後からは、完璧に仕上がったとさ。 このセールのおかげで、カヤックでは海に出ることを躊躇するような状況でも、安心して旅ができるようになった。 過去に不可能だと考えた旅を、計画しなおしてみないか? 新たな冒険が待っているぜ!
今週末は、フェザークラフト社の2人乗りカヤックK2の新型セーリング・キットのテストをする予定だ。 昨年もこの時期に、セーリング・キットの性能実験を繰り返した。 昨年は、メーカーが用意したヨット型のセールよりも、忠さんのサバニ型のセールのほうが性能が良かったのに驚いた。 サバニ型セールは、その後NAKI4000と命名され、昨年秋にはダグ・シンプソンの発案で、、九州から台湾を目指す旅が始まった。(今回は僕は参加していないが、いずれ参加させてもらうつもりだ) そこには、アウトドア界で有名な、ライターのホーボー・ジュンも参加している。 ホーボーは世界中のアウトドアを旅する、ちょっとキザでかっこいい奴だ。 新型セールのテストに使用するGPSが、ホーボーから返却されてきた。 防水バッグと書籍のおまけつきだ。 古式サバニ、ニヌハ3にも深く興味を示してくれているようだ。 この歳になっても、冒険という言葉にわくわくできる。 男に生まれて良かったなと、ちょっとだけ思った瞬間だった。
こんな荒れた海では、寒すぎて練習できる時間も限られるが、今日も撮影協力。 ここで、緊急告知! 3月2日放送の 「ザ!鉄腕! DASH!!」に、われらの名艇 「ニヌハ2号」とわれらの師匠 「忠さん」が出演する予定です。 必ず見てね!
サルベージ作業を手伝いに、田尻港へ。 今日は西からの風が強く、波も入っている。 危険なので作業は断念。 昨日見たときよりも、沈んでいる感じだな。 風が止んだら引き上げて、レベッカと同じ海南の冷水港へ陸送の予定。