木造と鉄筋コンクリー造の混構造ビル@住友林業
6月
6日
5日、住友林業は木造とRC(鉄筋コンクリート)造の混構造ビルを報道陣に公開しています。自社の社宅として実際に社員が生活することで、木が心身の健康に与える効果なども検証します。
中・大規模の集合住宅の木質化のモデルケースとしてアピールし、高まる脱炭素需要を取り込みます。
室内の天井など、内装にも木材を使い木材の使用量を増やしています。屋外の木材は他社と共同で開発した独自の塗料で塗装し、木目を残しつつ耐候性を高めました。屋内外で使用した木材は建物全体で322立方メートルにのぼります。
「木化✕緑化」をコンセプトに設計、建物の中間部の中庭では貯水槽付きの植栽トレーを活用した緑化システムを導入し、共用部として入居者に提供します。直射日光を遮り夏場の建物内温度を下げ冷房の使用を抑えられる壁面緑化も採用しています。