<広瀬すず>『遠い山なみの光』@<石川慶>監督
8月
28日
ノーベル文学賞を受賞した<カズオ・イシグロ>のデビュー作『遠い山なみの光』が映画化され、『ある男』の<石川慶>が監督を務め現在撮影中です。<広瀬すず>(26)が主演を務め、日英合作映画として2025年夏に公開される予定です。
<カズオ・イシグロ>が1982年に発表しました『遠い山なみの光』は自身の出生地である長崎を舞台に、1950年代の同地と1980年代のイギリスを交錯して記憶の秘密が紐解かれる物語ですです。
主人公は日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで暮らす「ニキ」です。大学を中退し作家を目指す彼女はある日、母の「悦子」が。1人で暮らす郊外の実家を訪れます。
長崎で原子爆弾を経験し、戦後イギリスに渡っていた「悦子」は、最近よく見るという夢について「ニキ」に語り始めます。それはまだ「悦子」が長崎で暮らしていた頃に知り合った、ある女性とその幼い娘の夢でした。