25日の東京外国為替市場の円相場は「1ドル=151円台前半」で小幅上昇しています。
財務省の<神田真人財務官>が円安進行について「明らかに投機」などとけん制をしたことを受け、介入警戒感が強まり、円買いを促しています。
円は8時30分時点は「1ドル=151円20〜22銭」と前週末17時時点と比べて19銭の円高・ドル安でした。一時「1ドル=151円09銭」まで上昇しています
<神田真人財務官>は25日早朝、円安進行について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿った方向ではなく、明らかに投機的」との見方を示し、円買い介入について、すでに準備ができていると市場をけん制しました。円相場は先週の日本銀行のマイナス金利修正後に下落が進み、22日には一時「1ドル=151円86銭」と2022年の「1ドル=151円95銭」と2023年の「1ドル=151円91銭」の安値の突破を意識した動きとなっていました。