米国で新型コロナウイルスの新たなオミクロン株派生型〈XBB・1.5〉が増加し、ニューヨークなど北東部では流行の主流となってきています。〈XBB〉は「変異株(オミクロン)」の複数タイプのウイルスが組み合わさった「組み換え体」です。
従来の派生型より感染が広がりやすいようでが、重症度の高さは明確になっておらず、政府がデータ分析を進めています。
この派生型は昨年10月下旬、世界で初めて米国で確認され、日本でも少数が見つかっています。
米疾病対策センター(CDC)の推定では、米国内で検出されたウイルスに占める割合は今月7日までの1週間で(28%)を占め、前週の1.5倍。特に北東部では(70%)を超えているようです。
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