『その街のこども』@NHK-BSプレミアム
1月
16日
11年前の2010年1月17日の〈震災の日〉の夜に放送されました特集ドラマ『その街のこども』は、震災の記憶に寄り添い、未来に伝えるドラマですが、今夜の土曜深夜1:30(~2;43)よりNHK-BSプレミアムにて再放送されます。
主演は、10歳の時に阪神・淡路大震災が発生し神戸の自宅で被災した<森山未來>と。阪神・淡路大震災の時は東灘区で被災した<佐藤江梨子>です。復興した神戸の夜、暗闇の中で溢れ出す震災の記憶に向き合いながらも、歩み続ける若者の姿を描いています。
物語は、2010年1月16日、「勇治」(森山未來)と「美夏」(佐藤江梨子)は、新神戸駅で偶然知り合います。ふたりには、誰にも言えず、抱え続けてきた震災の記憶がありました。
震災15年目の朝を迎えるまでの一晩の神戸を舞台に〈語れずにいた想い〉が不器用にあふれだします。脚本は映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003年・監督: 犬童 一心)の神戸の甲南女子大学で学生時代を過ごした西宮市出身の<渡辺あや>が担当しています。子どものころに震災を体験した<森山未來>と<佐藤江梨子>が、リアルな感情で演じています。