『陽はまた昇る』・『半落ち』などで知られる<佐々部清>監督(1958年1月8日~2020年3月31日)が、心疾患のため逝去されています。62歳でした。
山口県出身の<佐々部清>監督は、明治大学文学部演劇科卒業後、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)で学び、1984年から<崔洋一>監督、故<降旗康男>監督、<杉田成道>監督らの映画やドラマで助監督を務めました。
監督デビュー作『陽はまた昇る』(2002年)は、日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞。代表作に『半落ち』(2004年)・『出口のない海』(2006年)・『結婚しようよ』(2008年)・
『ツレがうつになりまして。』(2011年)などの作品があります。
2017年公開作
『八重子のハミング』 は、製作費を集めるため各所に頭を下げるなど奔走し、監督・脚本だけでなく、自らメディアに企画を持ち込んで宣伝に積極的に関わるなど、熱意あふれる映画人でした。