空腹は副交感神経を抑え、
交感神経が優位になります。
そうすると、
一時的に免疫細胞は活発になり、
アレルギー反応が起こりやすいのです。
現在、コロナで大変な時期であり、
また、
ヒノキ花粉の時期でもありますから、
空腹を避け、
こまめな水分補給を。
一休み
「現在までに新型コロナウイルス感染による
胎児に大きな影響報告はない」
という日本婦人科感染症学会の
理事長の文章が
中日新聞の4月2日の朝刊に
掲載されていましたが、
ARTモニタリング国際委員会(ICMART)からは、
新型コロナウイルス感染は大きな健康被害の
可能性が高いため、
「不妊治療の延期を考慮してください」
という勧告が出されています。
日本生殖医学会も
理事長名にて、同様な声明が、
4月1日版で公表されています。
私見としては、
まずは当分、
体外受精を含めた高度不妊治療は
延期したほうが良いと思います。
当院としては、
すでに妊娠されている患者さん、
あるいは今後、妊娠される患者さん
に対して、
最大限の便宜をはかり、
診させていただきます。
山猫
新型コロナウイルスの脅威により、
医療界も大変です。
当院もクリニック閉鎖にならないよう、
急いで対策を模索しています。
当院では、当面、
初診の予約を減らしています。
スタッフの時差通勤を開始しました。
マスクと消毒用品は
十分確保してあります。
待合室は混雑しないよう
最も注意しています。
また、当分の間、
マスクの着用ない方には、
クリニックへの入室を、
お断りすることとしました。
感染予防のためですので、
ご協力をお願いいたします。
「潜在性高プロラクチン血症」
の検査はしましたか?
体外受精でもなかなか妊娠しない方が、
当院受診し、
TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)
の負荷試験という検査をして、
「潜在性高プロラクチン血症」
と判明し治療を受けていたら、
自然妊娠される方も、
ときどきいらっしゃいます。
プロラクチンは、
生殖ストレスや、
甲状腺機能低下により、
高くなる傾向があります。
プロラクチンは、
卵巣機能を低下させ、
免疫を攻撃的にしますから、
不育症と
着床障害の原因なのです。
細菌やウイルスが体に侵入する(感染)と、
免疫細胞が炎症性サイトカインという
異物攻撃物質を放出します。
(胚細胞、胎児由来細胞は半分異物)
最近、
慢性子宮内膜炎の検査として、
細菌の遺伝子を調べる高額な検査が
ありますが、
抗生物質治療しても、
炎症性サイトカインが問題ですから、
炎症性サイトカインを検査して、
それを治療しないと、
流産、着床不全の治療としては、
不完全です。
大寒桜(オオカンザクラ)
コロナ、コロナで気が滅入りますが、
今年、早くも大寒桜が咲きました。
花壇の花たちも元気です。
花から元気をもらいましょう。
コロナウイルスを、
撃退するのは、
免疫細胞です。
免疫細胞は、体温低下に弱いのです。
下半身と、
首回りの保温に気を付けて。
手洗い、うがい、マスク
以外にも、
免疫細胞を正常に保つため、
こまめな水分補給と、
十分な休養と、
ストレッチは、
非常に大切です。
妊娠されると、
女性ホルモン等が
多量に分泌されますので、
免疫機能は抑制されています。
2月12日付けの医学雑誌(Lanset)に、
中国の武漢市内で妊娠後期に
コロナ感染した9例の妊婦さんの解析で、
経過や重症度は非妊婦と変わらず、
子宮内感染はなかったと
報告されていますが、
妊娠初期は、胎盤が未成熟ですから、
流産の危険性はありますので、
本当に大変ですが、
予防に気を付けてください。
過度なストレスも
もちろん、流産の危険因子ですよ。
着床障害の治療として、
タクロリムスの内服治療をする
クリニックがありますが、
タクロリムスは
ステロイド薬より
さらに強力な
免疫抑制薬ですから、
感染しやすくなり、
コロナ予防にも危険です。
【ジュネーブ共同】世界保健以降(WHO)は、
2月29日までに、新型コロナウイルスの
感染予防に向けたマスクなどの
適切な使い方の指針を公表しました。
せきやくしゃみといった症状がない人は
予防目的で学校や駅、商業施設など
公共の場でマスクを着用する必要は
ないとして、
供給不足に拍車を掛けないためにも
過度の使用を控えるよう呼び掛けました。
WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏も
28日の記者会見で「マスクをしていない
からといって、感染の可能性が必ずしも
上がるわけではない」と強調。
手洗いの励行など衛生上の注意点を守る
ことこそが「最も効果的だ」と言明しました。
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