友人でもあり
発達凸凹さんの本人とご家族をサポートする事業を行っている
「発達凸凹さんの感覚問題」を受講しました。
受講をしようと思ったのは、
・高校生たちと直接関わりがあること
・学校現場で発達の凸凹さんへの対応が増えていること
・それに向き合う先生方の支援にもなればと思ったこと
・自分も子育てをしていること
コミュニケーションを学んでいる立場であり、
コミュニケーションを伝えている立場として
「いろんな人がいるよね~」
で済むことは少ないと思っていて
生きている限り、誰であっても
コミュニケーションはなくてはならない、切り離せない要素なのだから
「いろんな人」と括らずに、どんな人がいるのか
どんな問題があるのか、そこで何が起きているのか
何が嬉しいのか、どうなることがよいことと言えるのか
それを学ぶこと自体が大切なのであって
知識は支援の土台となると考えています。
そして発達凸凹に限らず、
「感覚の問題」は誰にでもある身近なものです。
例えば
・タートルネックが苦手
・五本指の靴下が苦手
・革の手触りが好き
・時計のカチカチ音が気になってストレス
・しいたけの触感が苦手
・柔軟剤の匂いが苦手
・ジェットコースターが大好き
・自分ではまっすぐ立っているつもりなのに、写真で見ると傾いている
それらが「ちょっと困る」レベルではなくて
「生きていくのに困難」なレベル感の人たちが確かにいるわけで
「え?これぐらいで?」なんて軽々しくは言えないくらい、
避けようもない原因が身の回りにあって、生活している人たちがいるんだなと
改めて知ることができました。
そして何よりも、
総合的にその人と向き合わなければいけない
というのも大きな学びでした。
例えば、
「偏食」という問題があった時に
匂いの過敏なのか、触覚の過敏なのか?であったり
「ちょっとした光が眩しく感じる」という問題があった時に
「じゃあサングラスかければいいじゃん!」なんて単純なことでもなく、
特定の色からの刺激が問題であったり、
他にも成長に必要な刺激までも避けてしまっていることはないだろうか、など。
自分や相手が
何にどのように困っているのか、何は大丈夫で、何は辛いと感じるのか
どのレベル感でそのように感じるのか
周りの環境や、心の状態と照らし合わせた時にはどうかなど
総合的に知ることが大切だそうです。
かつ、知ることの次には、それらは
トレーニングできる
ということもぜひ知っていてもらいたいです。
「治る」ということではないかもしれないけれども
自分や相手が、今よりも生きやすくなって
今よりも世界が広がっていく術があること、グッズがあること、制度があること
そうしたことも含めて「知って」ほしいと思います。
大切なのは、
自分一人、家族だけで悩まないこと。
小澤さんもそうお話されてました。
ちょっとした困りごとであっても、
それを誰かに話してみる。プロに相談してみる。
何かしらのアクションに繋げて、
自分自身のよりよい毎日へ近道を進んでもらいたいと思います。
とぉ~~~~~ってもオススメの講座ですので
ぜひご受講してみてはいかがでしょうか?✨
発達凸凹共育会「はぐとも」