ハルのブログ

高雄から台南へ高速道路１号線で北上。この高速１号線は台北まで約380km。その間５ケ所にご覧の直線道路がある。これは有事の際、戦闘機、爆撃機、輸送機の滑走路になる。１年一回、実際に飛行機が離着陸訓練をするそうです。 赤嵌摟（せっかんろう、赤崁とも書く）に50元を払って入場した。 38年年間のオランダ統治は1661年鄭成功テイセイコウ（1624～1662年）の働きで終わった。よって鄭成功は台湾開発始祖として高い地位を占める。なお鄭成功は長崎平戸で日本人の母（田川松）から生まれた。 赤嵌摟の向かいのある祀典武廟。そこの文衡聖帝（関聖帝君＝三国志の武将）強い武将で商売の神様されている。 各家庭やお寺から自分達の神様を持って来て、ここに置き、この商売の神様の御利益を「充填」するために数時間～数日置いてある。 観音様 観音様へのお供えは水仙・・・水仙は子宝の象徴だそうな。 これは縁結びの神様。手前の赤いお供え物は、赤い糸。

高雄の地下鉄車内。列車はドイツのシーメンズ製 夜間女性専用車両あり 地下鉄プラットフォームで見かけた「ペアーブーツ」の若者。靴が同じだ！ 地下鉄駅入り口で日本歌謡曲カラオケ屋さんが・・・ 高雄六合観光夜市 イカのフライ 地下鉄美麗駅に展示されていた写実絵画。なかなか良かったよ。しかしありふれた題材で面白味がない。

今日の賽嘉は、昨日の雨で飛べなかったパイロットがにぎやかにテイクオフして行く。今日は日本人20名くらい＋韓国人20名くらい、台湾人なし。 気合いが入りすぎた韓国人パイロットがテイクオフ前に転げ落ちた。その回収のお手伝い。 この若者が転落者。韓国人パイロットは飛びが荒い。 今日もフライト全部、ミニグライダーのグースです。今日のコンディション、コンペ機（競技用機）のブーメラン10にもひけをとらないよ。 テイクオフ上空。今日の15時、三地山を取って、朝日山に向かったけど、朝日山山頂は取れず・・ヘロ。今日は誰も朝日山山頂は取っていない！グースが目立つ飛びだった。 トンビと一緒にセンタリング 高雄への帰り道、夕陽が沈む。

広大な仏光山の玄関から 仏光大仏

この美濃は、客家（ハッカ）族の町。客家族は教育熱心な民俗だそうな。この小さな美濃町からすでに４００人の博士が出ているそうな。東京大学医学部卒業で台湾医学大学創立者はこの町の出身だと。ちなみに元台湾総統の李登輝（京都大学卒業）も客家族。 唐傘が名産。 民俗館 民俗館で昼食。客家料理。八角を効かせた台湾料理にあって、この客家料理はそれがない。僕の口には大好評だ。美味しい。綠の野菜は水の中に生える「蓮菜」とか「野蓮」とか云われる。他の料理は「敉條」とい書かれる、米粉の麺と野菜を炒めたもの、そば。癖のない味で美味しい。 右の料理は冬瓜（とうがん）料理、大根の煮物みたいで、これも美味しい。冬瓜と豚肉と一緒に煮込んだ料理もある。 客家民俗館の昼ご飯時、６台の大型バスがやって来た。効くところによると・・・明日の選挙の候補者が仕立てた無料観光バスだそうな。日本なら選挙違反だね。

真ん中の女性が、総統最有力者の民進党（台湾独立派、現在野党）党首。台湾南部出身。高雄・屏東では圧倒的な支持を得ている。 高雄駅前の一等地に。 こんな候補者宣伝カーが、候補者あたり何台まで、なんていう規制はあるのかな？と疑問を感じるほど宣伝カーが走っている。 高雄市営バスにも立候補者の宣伝が・・ タクシーの窓にも ビルの壁にも 選挙とは無関係。台湾は長距離バスが発達している。台湾新幹線の3分の1の運賃だ。時間も三倍くらいかかるけど。１元＝約４円 隣のバス会社の運賃は、これ。競争が激しそう。

サイチャのテイクオフは水墨画の様な世界。これじゃ飛べるわけがない。 アフリカマイマイまで出て来ました。1920年にシンガポールから食用に台湾に入ってきたそうな。 ホテルに戻り、自由行動。ホテル近所にある屏東市立美術館に行ってみた。入場無料。 職員は暇そう。入場は僕の他に一人だけ。 展示室天井がご覧のとおり。真夏の空調、大丈夫かな？ 荘正國「南州観光糖廠」油彩2014年作 全体にアマチアの展覧会レベル・・・今日の一枚はこれ。
陳文福「恆春古城」水彩2009年作

19年間、ず～っと通訳ガイドを務めて下さった「杜（トウ）さん」現在86歳。 ６年前からの通訳ガイドの呉（ウー）さん。彼も実に誠実な、とても良い人で、これからも彼に末永くお願いする。昨年息子が台湾国防大学空軍部電子科に合格して、ご機嫌です。 杜さんは目も耳を足も弱っちゃった。お嬢さんの補助が必要。また今年も杜さんのご馳走になってしまった。僕らがお誘いをしたと云うのに！来年は僕らのご招待です！と堅く約束をした。 屏東の近く東港はマグロ漁の港。冷凍物ではないマグロは水っぽくなく美味しい。わさびを日本から持参したくなる。 ボラの白子。うまい！ 赤魚、名前は知らない。鮮度が高く、これまた上質な美味しさ。 ホタテ。これもあっさり味で、台湾味がせず、好評だった。 また来年も会おう！杜さん。

朝10時15分。雲海が美しい。しかしこれ以降、上げは渋かった。 すっかり静かになったテイクオフ。韓国人１５名くらい。日本人も１５人くらい。台湾人、今日はゼロ。 ランディングも静か。 屏東市内の新開拓の夕食レストラン。 いい雰囲気です。わいわいがやがやワハハの「宴会食堂」ではなく、会話を楽しみながら高級台湾家庭料理を戴く「レストラン」でした。合格！再訪オッケー。 従業員も多く、人気のある店だということがわかる。 この封肉（フォンロー）は絶品で、どのテーブルにも出ていた。このお店の看板料理みたい。 上の青菜は、蓮菜という水草で、シャキシャキ感がたまらない。珍しい食材だそうな。

ランディング場のそばには、赤ちゃんのようなパイナップルが実っていた。パイナップルは一年中取れるそうな。この辺りは大の産地。 屏東駅。１年前はまだ旧駅舎を使っていたのに・・・。これは西口（正面） すごく立派になった屏東駅。これは東口（駅裏） その内部。ピカピカです。 ホテル近くにある太平洋百貨店地下の「ヤマザキパン」の小山の様なあんパン。中はぎっしり粒あんが入っている。粒あん好きの僕にはたまらない一品、デス！