ハルのブログ

今日の飛びを予定した「山形県南陽市十分一山」は山火事消火活動のヘリコプターが飛ぶため飛行禁止。・・で、近所の白鷹スキー場へ。 白鷹の南向きテイクオフ。白鷹には南、西、北と３か所のテイクオフが有るよ。十分一を予定した飛行人がここに集まった。 白鷹山 (995ｍ）には「アメダス」の観測所がある。僕、トップアウト。 H女史がエアーデザインの新型機「ヴォルト５」で順調に高度を上げている。 A女史も雪の残る朝日連峰を見ながら、高度獲得中。 只今海抜2532m。って事はテイクオフから1500m高度を上げた。この高さで他の気合の入った連中は、北側にある葉山を目指して飛んでいく。僕は回収班だからエリア外には着陸しない。メインランディングに降りる。 A女史も北に向かって飛び始めた。眼下の平野は山形平野。この辺りは山形空港の飛行禁止区域があるから注意をして飛ぶことになる。空港から9kmはどこでも飛行禁止区域。場所によっては高度制限もある。 僕は北には飛ばす、南に飛ぶ。白鷹山のアメダス観測所の白いドームが見えるかな？ さて、降下開始。画面真ん中の草地がランディング場。 ランディング。

飛べる！と山頂に登って来た。風向きは北西。車を降りて3分歩き。

支度が極端に早い「キヨッサン」が一番機でテイクオフ。 僕も追っ掛けテイクオフ。 室根山、トップアウトした。三か所のテイクオフがよく見える。左が今テイクオフした北西向きのテイクオフ。真ん中は西、少し見えるのが南向き。 室根山の標高は895m。今、そこから250mくらい高度を上げた。 春の強めの北西風・・荒れ気味。なんとかイイ感じの高さまで来た。気仙沼と太平洋が見える。 テイクオフから500mほど高度を上げた。 沖に出しても高度が上る。北風と南風が何処かで交差しているゾ。要注意。 「つばさカフェ」上空に行ってみよう。 つばさカフェ、到着。 さて、降りるよ。・・と思ってみたものの、なかなか降りない。みなさん同様に降りる空域を探している。 ランディング。後の山は室根山。 お世話になったマップスのコウセイさんとイッセイさん。それと愛犬茶太郎。 コウセイさん、何でメガネ二重なの？・・そりゃ便利だからよ。 18:12。栗駒岳に夕陽が沈む。あ～、楽しかった。室根山・マップス。ありがとうございました。 夕食。牛丼を作った。 デザートはおはぎ。

うねうねと登って来た。室根山山頂辺り。この日の出前の光を見たいから。
04:33。来たぁ！ 今日もよろしくお願いします。キレイ、だぁ！心まで洗浄される。 少し右に目を転ずれば気仙沼の市街地と太平洋が見える。 マップスの事務所そばには、JR大船渡線（一関～気仙沼）の折壁駅あり。可愛いきれいな駅舎だ。 気動車が単線を走る。

04:06。東北自動車道仙台の南近くを走行中。夜が開けて来た。途中宇都宮の先で15kmの事故渋滞。で国道4号に降りて那須ICから再度東北自動車道に乗った。浦和の自宅出発は23:30だった。
04:40日が昇って来た。ここは何処だ？仙台は越えた。 仙台の北のSAで仮眠。 何年ぶりかな？岩手県室根山にやって来た。鳥居の向こうが室根山(895m)。 名前は「チャタロウ」です。日本語を喋ります。ごはんと云うとゴハンと云う。それとピストルでバーンと撃つ真似をすると、ゴロリと横になります。
ここは室根山を飛ぶ時の管理者事務所「マップス」。しかし風が良くない＝飛べない。 飛べないなら、と。古い知人「たまちゃん」がオーナーのカフェに。ここからは室根山がよく見える。 カフェの名前は「つばさカフェ」 「ムラサキサギゴケ」とグーグル先生が教えてくれた。 店内。 ここの珈琲はパラ飛行人で古い知人のコウセイさんがこだわりで焙煎した物を出す。シフォンケーキもうまい！ 裏庭越しに室根山が見える。 このカフェ、居心地が良過ぎてついつい長居してしまう。オーナーの「たまちゃん」の柔らかい会話も心地良い。 裏庭では無人芝刈機が無言で走り回っている。 ちょうど良い気候だ。 室根山麓では八重桜が重そうに満開だ。 室根山山頂には３か所のテイクオフがある。 ランディングは眼下の休耕田。 今夜の泊はここに決まり。室根山がバッチリだ。 日没は山並みに。 晩ご飯は15km先の気仙沼の魚屋で作ってもらったお刺身。ご飯と味噌汁は作った。 今夜の泊はここ。

北に飛んで行った仲間を回収するために、彼らの着陸地点を想定してここまで来た。「白河の関」だ。離陸地点から約90km。
ここは有名な峠・関所だ。関東と奥州東北の境なのだ。僕らパラ飛行人にとってもこの峠は正に関所なのだ。ここの上空を通過して白河側に飛べれば、筑波から100kmの距離になる。飛行距離100kmの関所なのだ。僕は越えた事が無い。ヘロ。 ここには推定樹齢700年の大杉が三本並んで通行人を見下ろしている。 峠から白河側に3kmほど下った所に、白河の関跡あり。 縄文(BC16,000～BC1,000年）遺跡もある。 なかなかの巨樹だぞ。 う～ん！イイね！この巨樹が見て来た時の流れを想像（妄想）すると、楽しい。目の前の景色が時を越えて動き出す。そしてパワーをもらえる。 18:05。那須の山並みに陽が落ちる。手前は池ではなく、田植えを今日終えた水田だ。

2月初旬に飛んで以来の筑波に来たよ。北東向きテイクオフ。
頭上にはすでにガーグルが出来ている。 今日は30℃越えの予報だ。あの上空のガーグルに混じって涼まなくては。 オッケー、僕も順調に高度獲得中。 NASAのハング・テイクオフ上空。 向こうの山は筑波山。 先行離陸した連中は既に高度1400m辺りを飛んでいる。僕はまだ900m。 無線が「〇〇です、1500で燕を離れ北上します～！」と XC（クロスカントリー）飛行に出掛ける事を告げる。何人も。僕はXCには出かけない。彼らを回収する役目だ。 １時間飛んで僕は地上の人に。奥ちゃんが撮ってくれた。今日は真夏の気分。短パンです。 続いて練習生が降りて来た。

僕はサッカーよりもラグビーが断然好き。何で？・・ラグビーは泥臭くって野蛮、それでいてノーサイドの笛が鳴った瞬間、さっきまであんなに体をぶつけ合いながら戦ったのに。敵味方が消滅する。相手の選手と握手をする。トライを決めた時も控えめに同僚に肩を叩かれ、ニヤリとするだけ。サッカーの様に飛び跳ね応援団の前に来てアピールする様な事はない。あのノーサイドの瞬間、好き！涙が出そうになる。
JR熊谷駅（埼玉県）から熊谷ラグビー場行専用バスで到着。お～、芝生が美しいね。今日の試合はここをホームとする「埼玉パナソニックワイルドナイツ」ｘビジターの「花園近鉄ライナーズ」。 応援者着ているチームジャージの背番号に24番が多い。何でかな？ラグビー素人の僕は、しばらく不思議だった。そして自分なりに仮説を考えた。公式選手は23人で背番号は23番までしかなく、その次の24番は応援者・サポーター達の番号だな、と。正解でした。 キックオフ１時間前、観客席の屋根をかすめるように自衛隊救難隊のヘリコプターがグランド上空にやって来た。 風が観客席にも強く舞う。帽子が飛びそうになる。さて？何をするのかな？ お～？！ワイヤーでつられた人間が降りて来た。救難隊員だ。 地上に降りた救難隊員が、ラグビーボールを審判に手渡しし、またヘリコプターに戻って行った。そしてヘリは飛び去った。 子供たちを先頭に選手入場。 試合始まった。今日の入場者数は10,700人。 まったく！ラグビーは野蛮だ。ちっとも悪い意味の野蛮じゃないよ！23人ｘ２チーム＝46人が一個の楕円ボールを敵陣のゴールライン内の地面に接地させる事だけに体を張り合う。実に単純だ。 モミクチャになりながら、ただただ楕円ボールを敵陣地面に接地させるだけに動いている。 ノーサイド！相手を讃えあい、チームメイトを労い・・さっき迄の肉弾戦は何処に行ったの？素晴らしい。僕ら観戦者も両者に惜しみない拍手を送る。何故かこの時僕はウルっとなる。 イイものを見せてもらった。ありがとう！ あ～、今日もいい日だった。ありがとう。

うちの金魚、名はテプちゃん。名付け親は孫。何んで？・・デブだから、と。そのテプちゃん、何んでか腹を上にしている事が結構ある。何んで？・・病気？と心配したけど、どうもそうじゃないらしい。遊びらしい。知らんけんど。

キャンピングカー屋のユさんの所で、サブバッテリー用にリチウムバッテリーを導入するか相談に行った。その帰りに近くの大宮霊園に立ち寄った。 言わずもがな、目的は「ヤッチャン」の墓参り。 ヤッチャンと僕は同い歳。彼は33歳以降の時を知らない。 その霊園内で昼ご飯。米を0.8合炊いて、かけ玉子ご飯。味噌汁はワカメだけ。後は海苔の佃煮。これだけで充分さぁ。 食後そのまま後にひっくり返って、チョイとお昼寝。あ〜気持ちいい。「アヒルの少女」と目が合っちゃった。はい！走ります。霊園内一周1.8km✕４周、亀さんで。 今日は27℃だとラジオが云う。走った後は水道で水浴びだ。ワォ！気持ちいい！大丈夫、誰も来ませんから。 サッパリ。車内でひっくり返り夕方の風を感じ「ラジルラジルNHK.FM」を聴きながら、日没を待った。 18:11。今日もありがとうございました。