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神戸:ファルコンの散歩メモ

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神戸ご当地(661)「竣工100年<神戸水の科学博物館>」

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六甲山の麓、緑に囲まれて建つドイツルネサンス様式の東西50mに及ぶ白亜の館は、1917年(大正6年)竣工の「奥平野浄水場旧急速濾過場上屋」で、その風格ある外観から、戦前の都市政策における水道事業の重要性を慮ることができます。

奥平野浄水場は神戸市水道創設時の浄水場であり1900年(明治33年)には付近の布引貯水池(布引ダム)、烏原貯水池などの水源を浄化の上、市内への給水を開始している。また1919年(大正8年)に完成した神戸市北区の千苅ダムから、延々30km以上の送水管(神戸水道)の終着点でもあります。

日本建築学会からの保存要請を受けて、1990年(平成2年)に、この館の保存活用を目的とする神戸市水道給水開始90周年を記念した「水」をテーマとする科学館「神戸市水の科学博物館」として公開されています。

設計は<河合浩蔵>(1856年2月29日)-1934年(昭和9年)10月6日)、主に明治・大正期に活躍した建築家で、1897年工部省退官後、神戸地方裁判所 の設計委嘱を機に神戸市に移住し、1905年に河合建築事務所を開設。関西建築界では長老的な存在でした。
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