こんなツナ缶です
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おねだん
ふつう(200円くらい)
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魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
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液汁の種類
キャノーラ油漬け(うすいめ)
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身のほぐし方
細かいほぐし肉
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おすすめの食べ方
生食に最適。そのままごはんにかける、サラダ、サンドイッチ、うりもみ(酢の物)にあわせたい
日本初のツナ缶会社、清水食品の標準ツナ缶
清水食品(旧SSKセールス)のルーツは、戦前1930年代のツナ缶商業化時代にさかのぼる。対米輸出で強い力を持ってた「御三家」──後藤罐詰(現はごろもフーズ)、清水食品、清水水産(現存せず)の一角で、ツナ缶を清水港の主要輸出製品に押し上げた会社の一つだ。幾度かの改組や社名変更の末、2020年にふたたび清水食品に原点回帰した。グループ会社にドレッシングが著名なSSKフーズ、お高いツナ缶でおなじみのモンマルシェ、SSKグループの台所ミヤカンを擁する。
そんな清水食品の「標準ツナ缶」がこれ。大豆油の代わりにキャノーラ油(菜種油)を採用している。
永らく3缶セットを買えなかったが、缶詰の日のイベントのSSKブースでついに3缶セットの購入を果たした。なお本品はアマゾンで買えるため、手軽に試せるのもメリット。
気仙沼のミヤカンが製造している。震災でミヤカンが被災した折は伊藤食品OEMのやつもあって、その表記を覚えてる消費者は相当運がいいと思う。2021.7製造。
☆缶を開けたところ、食べた感想
身はやや細かい。ツナの自己主張が強く、口当たりがさっぱりしている。そのままかける・サラダなど、生食への適性が抜きんでて高い。
生食のおいしいツナ缶はどんな料理にも使っていける。試す価値は大いにありそう。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.3
・価格 ★★★☆☆ 3.5 #194円/缶 アマゾンの値段
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.7
・入手性 ★★★☆☆ 2.5 #アマゾンで買える
・原産国 国産
☆スペック
内容量 70g
193kcal/缶 食塩相当量0.6g タンパク質11.3g
原材料 きはだまぐろ、なたね油、野菜エキス、食塩、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、調味料(アミノ酸等)
JAN:4901688150611(単品)/4901688503400(3缶箱入) 製造固有記号+MYC /T9
販売者 清水食品株式会社(静岡市清水区築地町11-26) 製品ページ
(製造所 株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市本浜町二丁目102番地1))
Tuna canning review No.216
☆「ツナ缶スーパーリンク!」
・(No.40)ミヤカン ピリ辛ツナ
→ミヤカンの顔。油漬スタイルのツナ缶に、唐辛子を主とし補助調味料で整えた「ピリ辛系ツナ缶」のモデルケースだ。
情報量を増やして辛さのパワーをおさえたことで、多くの料理に対応。完成度の高さが数多くの派生ツナ缶を生み出した。
・(No.136)モンマルシェオーシャンプリンセス国産唐辛子ツナ
→ピリ辛ツナのフォロワー。缶の耳が天地についたF3号缶にビンナガと国産唐辛子を詰め、スペックアップさせたもの。製造は同じミヤカン。
・(No.87)サスナ ガーリックツナ
→唐辛子で調味してる点はピリ辛系ツナ缶と同じだが、得られた味はまったく違う。解釈違いとか同担拒否とかあるじゃん?あれだよあれ。
日本酒なら私はこっちだな。辛さのボリュームはガーリックツナ>伊藤食品ピリッと辛い>ピリ辛ツナという順位になる。これもかなり美味しいので、ツナ缶沼のお供にどうぞ。