《雅羅・/・ 襍画〝1月野花(2)〟❖ ’24-31 ❖》

ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ... ヒメウズ(姫烏頭) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
別名: トンボソウ
《雅羅・/・ 襍画〝1月野花(...
《  泉の森の野草、2024年初観察  》
ヒメウズ(姫烏頭);
ウズとは鳥の頭と書き、トリカブトのこと。
ヤマトリカブト などの葉と似ているが、 ヤマオダマキと同属。
花は、小さく全体に細い。根茎は長さ約1㎝の塊状。
茎は、紫褐色で軟毛が生える。
根生葉には長い柄があり、3出複葉。
小葉は丸く2~3裂し、裂片は更に浅く2~3裂。
花は下向きに咲き、直径4~5㎜。
花弁は筒状に5個つき、淡黄色。
雄蕊9~14個、内側の雄蕊は仮雄蕊。
雌蕊2~4個。萼片5個、白色~淡紅紫色の花弁状。 
路傍や畑の畦、林縁などに生育する。
どちらかと云うと半日陰の水気のある場所に生育する。
土壌は小さな礫を含む通気性のよい場所であることが多い。
晩秋から目立ち始め、春に花を咲かせる小型の植物。
花も小さくて目立たないが、清楚・・可憐である。
花弁に見えるのは顎片で長さ5-6mm。
中心部の花弁も5枚、雄蕊を取り囲み長さ約2.5mm。
白色であるが、ほんのりと紫色を帯びている。
今年も早くに花咲かせていたが、なんとも小さい花。

「令和陸年(皇紀2684年)1月31日、記」
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《雅羅・/・ 襍画〝1月野花(1)〟❖ ’24-30 ❖》

ヒメリュウキンカ(姫立金花)キ... ヒメリュウキンカ(姫立金花)キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Ranunculus ficaria L.
別名: オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)
《  泉の森の野草、2024年初見  》
ヒメリュウキンカ(姫立金花);
今年も以前と同じ場所、同じ季節に花を見せた。
ヒメリュウキンカは、イギリス原産と言われている帰化植物。
葉は、心形で艶がある。春を感じさせる明るい黄色い花。
スプリングエフェメラルとも言われている。
次々と咲く黄色の6~8枚の萼花弁、キラキラと輝く。園芸種も多様。

「令和陸年(皇紀2684年)1月30日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝雑草と呼ばれる草〟❖ ’24-29 ❖》

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩... アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)   マメ科《Fabaceae》
学名:Desmodium paniculatum (L.) DC.
(荒地盗人萩の種子)
《  泉の森・民家園の野草  》
アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の種子;
シモバシラを見たく訪れた泉の森・民家園だが、願いは叶わなかった。
庭の手入れをしていた職員にシモバシラの近況をお聞きした。
ロウバイやミツマタは、例年通り楚々と咲いていた。
霜柱は、斜面の所に見えるが少し離れた所に荒地ヌスビトハギの種子が見えた。
北米原産で比較的近年入ってきた帰化植物。葉は3小葉で両面に伏毛が密生する。
花は帯青紫色で、ヌスビトハギよりやや大きい。豆果は節果で5〜6個の小節果。
小節果のくびれは浅く曲がった毛がありマジックテープの様に衣服にくっつく。
厄介な種子だが、見る分にはかわいい姿である。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月29日、記」 
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《雅羅・/・ 襍囈〝枯れ茎に綿菓子〟  ❖ ’24-28 ❖》

2021/01/09泉の森民家... 2021/01/09泉の森民家園。
シモバシラ(霜柱)  シソ科《Lamiaceae (Labiatae) 》
学名:Keiskea japonica Miq.synonym Collinsonia japonica (Miq.) Harley
2021/01/09泉の森民家... 2021/01/09泉の森民家園。
2018/01/12泉の森民家... 2018/01/12泉の森民家園。
2024/01/14泉の森民家... 2024/01/14泉の森民家園。
気温も高め、地表も乾いている。
 
《 恒例・民家園での捜し物?? 》
シモバシラ;
我が同年代人の幼少・・青年期頃、首都圏・住まい居た神奈川東部三浦半島。
比較的暖かな地域だが、其の地でも今の時期には朝方は0℃以下になったものである。
今、住まい居る厚木飛行場近くでもここ数日の朝には薄氷が張っているのだが。。。
しかし、地表から少し地下では土中気温が余り下がらない。おまけに雨量が極端に少ない。
こんな気象条件に困っている植物(野草)がみえる。シモバシラと云う野草だ。
泉の森内の林床では、ここ民家園でしか見れない(知らないだけだが)。
和名の由来が、初冬の時期に枯草の茎に霜がつき霜柱が出来ることに由。
茎は断面が四角形、下向きに曲がった毛があり花序軸には毛が多く腺点もある。
葉は、長卵形~長楕円形、鋸歯縁。葉裏には腺点が密生し、茎頂に花穂を伸ばす。
花は、花序の片側にそろってつく。花冠は、白色~淡紅色の唇形、上唇2浅裂、下唇3浅裂。
下唇内側に白毛があり雄蕊4個。葯は紫紅色。萼には、白毛と黄色の腺点がある。
萼の内面に長い白毛があり花冠との間に毛先が見え、萼は果時にも果実を包んで残る。
花冠の淡紅色の品種をウスベニシモバシラと云う。初秋に白い花を穂状に沢山つける。
ここ数年、気候・気温が高く、零度以下が続かず、雨量も少ない。従って夢霜状態。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月28日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝観察事始め+α〟❖ ’24-27 ❖》

ロウバイ。 ロウバイ。
三椏 三椏
「ヨーカゾー」と呼ぶ日に掲げる... 「ヨーカゾー」と呼ぶ日に掲げる目籠(めかご)。
《 恒例・泉の森・民家園散策 》
泉の森の林床は、まだ落ち葉に覆われ未だ草花はお休み中。
そんな中で気を吐いていたのが民家園に植栽されている樹々達。
ロウバイ(蠟梅)やミツマタ(三椏)が、花を以っていた。
比較的に訪問者が少ない民家園、ゆっくりと休憩させて頂く。
1月末から2月上旬に古い風習の飾り物が天に向かって飾られる。
*      *      *
神奈川県大和市周辺では12月と2月の8日を「ヨーカゾー」と呼んでいる。
この日は、一つ目小僧がやってくる日だという言い伝えがある。
大和の人たちは一つ目小僧が訪れるのを防ぐために、目籠(めかご)を飾っていた。
この行事のことは、2020年2月8日のブログルに記した。
*      *      *
こんな素朴な庶民の風習は今後も忘れないように継続して欲しいものだ。
そう云えば、旗日なる風習も見かけない。祭日に門に国旗を飾ったものだが!
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月27日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝観察記録始め〟  ❖ ’24-26 ❖》

《雅羅・/・ 襍囈〝観察記録始...
《雅羅・/・ 襍囈〝観察記録始...
《雅羅・/・ 襍囈〝観察記録始...
《 紫陽花観察・事始め 》
自宅・小庭の紫陽花が、一斉に芽吹きはじめた。
此処の所、雑用にかまけて紫陽花の観察を怠って。
今朝、ゆっくり眺めてみたら5年を持った枝々に新芽が。
今朝1/26を今年の紫陽花観察の初日としようと思う。
今年は、どんな紫陽花が顔を出すだろうか? 楽しみだ。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月26日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝干支・辰〟  ❖ ’24-25 ❖》

浅草・浅草寺・雷門 浅草・浅草寺・雷門
雷門大提灯から仲見世方向、奥が... 雷門大提灯から仲見世方向、奥が浅草寺。
大提灯の底面・龍画。 大提灯の底面・龍画。
《 辰・・龍!! 》
今年は、辰年・・龍の歳。身近に、昔は相模國江島と言われた藤沢江ノ島がある。
其の江ノ島に鎮座おわします、三姉妹神。今年の初詣は、さぞ賑わった事だろう。
江島神社に祀られている女神様、
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、
この3姉妹は海を護る女神様で元々江島明神と呼ばれていた。
が、仏教との習合で弁財天女となった。
今では海を護るに留まらず、幸福招来、芸事上達にもご利益があるとされる。
江島神社の初詣、久しくしていない。
更には、正月三日の東京初詣、箱根駅伝の復路ゴール観戦にも行っていない。
昨今は、携帯で実況中継を見れる。走り去る一瞬を見なくても満足できる。
以前は駅伝ゴール観戦後、神田明神から湯島天神そして浅草寺へと詣でた。
浅草寺・仲見世通り入り口の雷門。中央の大提灯は、なんとも圧巻で!!
大提灯の底を見る人は少ないだろうが、見事な龍が描かれている。
今年の辰年にあやかって、拜しに参りたいと思っている。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月25日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝狂い咲き ??〟  ❖ ’24-24 ❖》

ウキツリボク(浮釣木) アオイ... ウキツリボク(浮釣木) アオイ科 (Malvaceae) 
学名:Abutilon megapotamicum A.St.Hil. et Naudin 
別名:アブチロン・メガポタミクム、チロリアンランプ
《おとぼけなのか、季節を勘違いしたのか・・木 花?? 》
ウキツリボク(浮釣木);
季節の前倒し・・勘違い・・間違えた?? 
浮釣木に花がついている? 一輪だけ。葉も繁々と。
温暖化なんて云いたくない。気温の上下が激しい時ってあるだろう。
長いスパンで見ると温暖化と言う程ではあるまい。
自然界は、厳格なはずだが、微妙な変化に植物は率直に反応したか。
驚きを以ってしばし立ちすくんでしまった。それにしてもかわいい。

だが人間界は、安易な方向に向かってはいまいか??
美的感覚に偏り、服飾・ファッションに心を寄せ自然に背を向けた?
動植物に見習う所が多々ある、と思ってやまない。
ペットに衣装を着せ、、、人間のエゴ横暴と映る!?!
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月24日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝一瞬の姿??〟  ❖ ’24-23 ❖》

《雅羅・/・ 襍囈〝一瞬の姿?...
《雅羅・/・ 襍囈〝一瞬の姿?...
《 画になる富士嶽!! 》
冬場の富士嶽、遠き湘南の海岸より見ゆる姿、強風が手にとって見ゆる。
風が強い、駿河・相模湾、太平洋からの吹き上げる風。冬場の特徴である。
麓の富士五湖に映る富士嶽の優美な姿、訪れた人々を魅了してやまない。
真冬のある時、ある一瞬、風が止んだ時、湖面に見事な鏡富士が現れる。
これが、云うに云われぬ静寂な、なんとも云えぬ魅せる光景だ。
これを狙って愛好撮影者は、あとをたたない。一瞬をもとめて・・・!!
旅って、旅先で出会える一瞬の妙!!然るにスチール写真は止められない。
一瞬だから・・・一瞬を求めて旅にでる。一瞬ってドキドキだ。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月23日、記」
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《雅羅・/・ 襍囈〝垣根の花??〟  ❖ ’24-22 ❖》

《雅羅・/・ 襍囈〝垣根の花?...
《雅羅・/・ 襍囈〝垣根の花?...
《 綺麗に咲くも見分けの付かない樹花?? 》
寒椿・侘助・・・寒椿と山茶花は、一見すると見分けがつかない。
散る姿、地に落下した花弁、姿を見た時!!
これぞ・・!!と知る。自然界の妙に驚きを隠せない。
 
「令和陸年(皇紀2684年)1月22日、記」
 
 
 
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