《 雅羅・/・襍録〝5月木花Ⅵ〟❖ ’24-131❖  》

コクサギ (小臭木)  ミカン... コクサギ (小臭木)  ミカン科(Rutaceae)
学名:Orixa japonica Thunb. 
別名:ケナシコクサギ、ビロードコクサギ
小臭木の実。 小臭木の実。
《 泉の森に見られる樹花〝コクサギ(小臭木)'24/5/5〟》
日本各地、北海道の西南部、本州、四国、九州で自生する落葉低木。
樹高1~5mの在来種。幹は灰褐色。縦の縞模様と横長の皮目が目立つ。
葉は、枝の左右に2枚ずつつく特殊な互生(コクサギ型葉序と呼ぶ)。
同様な葉序にサルスベリがある。又、カラスアゲハが好む葉である。
葉身は5~12㎝の倒卵状長楕円形で、全体に腺点がある。縁は全縁。
葉を揉むと強い臭気がある。この点が和名の由来となっている由。
葉の長さは、5~12㎝の倒卵状長楕円形。葉には油点があり雌雄異株。
雄花は、前年枝の葉腋から総状花をつける。花弁は4枚、淡緑色。雄蕊も4個。
雌花は、長さ1~2㎝の花柄の先に1個ずつつく。
花弁、萼片、子房はそれぞれ4個あり、雄蕊は退化している。
 
「令和陸年(皇紀2684年)5月10日、記」


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