《襍・/・画  “ 冬景(7)”  ❖ ’23-114 ❖》

チャノキ(茶の木) ツバキ科(Theaceae)
学名:Camellia sinensis O.Kuntze 
別名:別名チャ(茶)
(借り物画像・ツバキ科らしい感じ)。
陽の明かりによって別物に見える。
(借り物画像)。
野生的・・花姿がおもしろい!!
(借り物画像)。
《 忘備録(11月に観たい〝自生の野生花〟)!?! 》
チャノキ(茶の木);
幹は株立ち状で、高さ2m程になる。樹皮は灰白色で平滑。
本年枝は淡褐色で、斜上する短毛がある。葉は互生。
葉身は長さ5〜9cm、幅2〜4cmの楕円形。先端は鈍く基部はくさび形。
縁に波状の細かい鋸歯。薄い革質で、表面は光沢がある。
裏面は、初め長い伏毛があるが、のち無毛。葉柄は長さ3〜7mm。
枝先の葉腋に直径2〜3cmの白い花が下向きに咲く。
葉身は、楕円形。先端は鈍く、基部はくさび形。
縁には波状の細かい鋸歯。薄い革質で、表面は光沢がある。
花弁は5〜7個。ほぼ円形で先が凹む。
雄蕊は長さ8〜13mmで多数あり、基部でわずかに合着する。
雌蕊は1個、花柱は上部で3裂。萼片は緑色で長さ3mm位で5〜6個、内側ほど大きい。
花は直径2~3㎝の白花。花柄は湾曲し、長さ1.2〜1.4cm。
果実はさく果。直径1.5〜2cmのほぼ球形、浅い溝が3個あり、熟すと3裂する。
種子は長さ1.5cm前後のほぼ球形で、各室にそれぞれ1〜2個入っている。
片側は平たい。表面は褐色〜帯赤褐色で滑らか。
ツバキに似た花で、ツバキより雄蕊の塊が大きく、花弁が反り返る。
茶というと、5月の新茶を思い浮かべるが、花は 10-11月に咲く。
伊豆半島や九州の一部に野生化していると聞き及んでいる。
「チャノキ」の植物としての正式名称は 「カメリア・シネンシス」。
厳密に「茶」とは、茶の木から取れる葉や茎、芽を使った飲み物を指す。
ツバキ科の栽培植物での「チャノキ」は、「中国種」と「アッサム種」。
カテキン・カフェイン・テアニン」という主要なお茶の成分・含有バランス、
栽培種のチャノキは、野生自生種より劣るという結果を見聞すると、!?! 

>&< 

かのシーボルトが持ち帰った紫陽花や他の植物、現在日本では見られない種類もある。
以前、フランスのコレクターが保存、株分けされたものが里帰りした事があった。
浜名湖で開催された花博のおりの事、お里帰りした紫陽花の1種。
又、フロラ・ヤポニカ(日本植物誌)に載っていながら実物を発見できず、
幻の花と言われていた紫陽花、「七段花」が1959年に六甲山で発見された。
フロラ・ヤポニカには、植物目録・433の植物名がある。
アジサイ属では、アジサイ、ベニガク、フイリベニガク、
ガクアジサイやアジサイの園芸品種。
その他ツバキ、カザグルマ、クサボケ、フヨウ、カノコユリ、
シャクヤク、サクラソウ、チャノキ。中でも興味深い花が、チャノキ(茶の木)。
詳細なメモではないが、両親のメモ。だが我が家の温室で観た記憶がない。
メモによれば静岡で観察した、とあったが場所が不明。忘備録としておこう^^)。 

「令和伍年(皇紀2683年)11月23日、記」

ワオ!と言っているユーザー

《襍・/・画  “ 冬景(6)”  ❖ ’23-113 ❖》

ヒロハテイショウソウ(広葉禎祥草) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Ainsliaea cordifolia Franch. et Sav. var. maruoi (Makino) Makino ex Kitam. 
(画像は、借り物)

《 忘備録(11月に観たい〝自生の野草花〟)!?! 》
ヒロハテイショウソウ(広葉禎祥草);
海岸沿い低山地に自生する茎高30-60cmの多年草。
テイショウソウの変種(日本固有種)。
茎は、初めのうち褐色の毛で覆われているが、後に無毛となる。
葉は、テイショウソウと比べてみると広く卵円心形である。
葉形は、東の方で観られるのは広卵形、西で見えるものは円形に近い。
 葉は、基部に集まり長柄があり、基部は心形で欠刻状の鋸歯が見られる。
ヒロハテイショウソウは、花付きが良く、瀟洒に映る。
穂状花序に白色の小さな頭花を多数つける(神奈川では未見→私)。
頭花は30cm位に花茎を伸ばし、総状にやや偏って多数付く。
頭花にはごく短い柄があり小花3つからなり花弁15枚、総苞は筒状で外片ほど短い。 

>&< 

詳しい解説は、両親のメモには見当たらない。我が家の温室にあったか不明。
メモによれば静岡で観察した、とあったが場所不明。忘備録としておこう^^)。

「令和伍年(皇紀2683年)11月22日、記」

ワオ!と言っているユーザー

《襍・/・画  “ 冬景(5)”  ❖ ’23-112 ❖》

カラフトアカバナ(樺太赤花・Epilobium ciliatum Raf.)の種子??
アカバナ属(赤花属、赤葉菜属)種子;アカバナ科(Onagraceae)
学名:Epilobium ciliatum Raf.
* 画像は、借り物 *


《 忘備録(11月に観たい〝野草の種子〟)!?! 》
アカバナ属(genus Epilobium)は、多年草、又は1年草、ときに亜低木。
花粉は黄色、4つ組で落ちる。花柱は1本、直立。柱頭は全縁又は4裂裂。
果実は細長い蒴果、4室があり胞背裂開。
種子は多数、絹毛の頂部の種髪をもつ[又はまれに種髪を欠く。
世界に約165種あり、山地、寒帯や北極地方に分布する。
(ノダアカバナ) Epilobium ciliatum subsp. ciliatum 
カラフトアカバナ(ノダアカバナ)Epilobium ciliatum Raf.樺太赤花=上記画像??
北海道、本州の中部地方以北に自生していると言われている。
標高(700~1200m)の小川、道路脇の側溝、斜面等の湿った所に生える。
多年草で直立し小さな葉のロゼットをもつ。茎は、よく分枝している。
まれに単純で伏した小剛毛と腺毛があり、下部はまばらに毛があるか無毛。
葉柄の縁から沿下する伏した小剛毛の線が隆起する。
上部の葉は無柄、下部の葉は1~3㎜の葉柄をもつ。
茎葉の葉身は披針形~狭卵形、
伏した小剛毛のある縁と脈を除いてほぼ無毛、基部は円形、まれにほぼ心形。
縁には各側に10~30 個の小歯を持ち、先は鋭形~ほぼ尖鋭形。
柱頭は棍棒状~円筒形、全縁。花序と花は直立する。萼片に竜骨がある。
花弁はピンク色、白色、稀にローズパープル色のも見受ける。
蒴果は長さ約5㎝、まばらに伏した小剛毛と腺がある。
小花柄は長さ0.5~0.8㎝。種子は褐色、長さ0.8~1.2㎜、
平らな縦の隆起がありパピラ(病原体防御壁)が融合し卵帯の襟は長さ0.08~0.1㎜。
種髪(coma)鈍い白色で、容易に離れる。
※(注)柱頭が棍棒状で、茎に稜線があるものカラフトアカバナ Epilobium ciliatum Raf. subsp. ciliatum 
茎の高さは25-90cmになり、稜線上に曲がった短毛があり、枝を分け、
葉は線状披針形、卵状披針形から長楕円状披針形。
柱頭は棍棒状になる。山野のやや湿った裸地に生育する。※

>&< 

我が家の温室にあったと記録がある野草だが僕は観ていない。
普段、お目にかかれない珍しい花だ。
今でも何方かが育てておられるか??
探しに行くのも楽しみだ。鑑賞行脚を目指したい。
忘備録に加えたい野草である。

「令和伍年(皇紀2683年)11月21日、記」

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ